■深谷亮司コーチと山下幸輝コーチ退団　本人からの申し出

プロ野球ウエスタン・リーグに所属する「くふうハヤテベンチャーズ静岡」は11月28日、コーチ2人の退団を発表した。ともに、本人からの申し出を受けたという。

今季途中にくふうハヤテ加入　”4度目の正直”でドラフト指名を目指した捕手も退団

くふうハヤテは、深谷亮司バッテリーコーチと山下幸輝守備走塁コーチが退団すると明らかにした。両コーチとも球団に退団を申し入れ、秋季キャンプには引き続き参加する。

深谷コーチは球団創設初年度の2024年に打撃・野手コーチを務め、今シーズンはバッテリーコーチに配置転換となった。くふうハヤテ入団前は四国アイランドリーグの徳島インディゴソックスや、社会人野球のNOMOベースボールクラブや熊本ゴールデンラークスのコーチなどを歴任。現役時代は河合楽器から2001年にドラフト13位でオリックスに入団したものの、右肩の故障もあって2002年限りで戦力外通告を受けて現役を引退した。球団を通じて、次のようにコメントしている。

「第二の故郷である静岡で再び野球に携わることができ、感謝の2年間でした。いつも温かい応援をしてくださる静岡の皆さん本当にありがとうございました。静岡野球界の益々のご発展と、今後のくふうハヤテの活躍を期待しています」

山下コーチは2024年から守備走塁コーチを務めた。現役時代は内野手としてDeNAで通算224試合に出場し、69安打を記録した。以下のコメントを発表している。

「たくさんの声援とたくさんのおいしい静岡グルメに支えられ、充実した日々を過ごせました。おすすめはシラス丼とサクラエビのかき揚げです！次のステージでも元気にがんばります！これからも応援よろしくお願いいたします」

くふうハヤテでは今オフ、中村勝チーフ投手コーチと藤岡好明投手兼投手コーチの退団も発表している。チームは現在、静岡市内で秋季キャンプを実施しており、キャンプは12月11日まで予定している。

（SHIZUOKA Life編集部）