2025/12/04
“あの人気回転寿司グループ” 寿司居酒屋が東海エリア初進出 名古屋にオープン
■「鮨 酒 肴 杉玉」 名古屋・栄に12月1日オープン
人気回転寿司チェーン「スシロー」グループの居酒屋が、ついに東海エリアに上陸した。寿司居酒屋ブランド「鮨 酒 肴 杉玉(すぎだま)」が名古屋市にオープン。関東や関西を中心に全国展開してきたが、東海地方でも今後、知名度が上がりそうだ。
【写真で見る】13年ぶりに名古屋市でオープン 静岡発のフルーツタルト専門店
「杉玉」はスシローをグループに持つ「FOOD & LIFE INNOVATIONS」の調達力を最大限に生かした寿司や一品料理を手頃な価格で提供している。現在、関東や関西、東北や九州など全国各地に98店舗を構え、12月1日にオープンした名古屋市の「杉玉 栄」で東海エリアに初進出を果たした。
新店舗は、名古屋の繁華街・栄の中心部に位置する「プリンセスガーデンホテル栄」1階に構えるフランチャイズ店舗となる。カウンター11席、テーブル席52席の計63席で、明るい白木造りの店内には家族連れでも利用しやすい落ち着いた空間を演出。さらに、壁面には絵師が手描きした栄のランドマークタワーのイラストが描かれ、店舗ならではの雰囲気を楽しめる。
杉玉は鮮度と味、見た目にこだわった寿司や食事に合う一品料理、そして10種類以上の地酒を揃える酒類など、多彩なラインナップを提供している。寿司は「王道寿司」と「極み寿司」の2種類が柱となる。「王道寿司」はマグロ、ハマチ、サーモンなど定番ネタを中心に8貫セットの「並玉」(税込1265円)などの盛り合わせをそろえる。杉玉のシャリは、黒酢とバルサミコ酢をブレンドした“黒シャリ”が特徴で、酒との相性を意識した味わいに仕上げている。
また、注文後に蒸してふっくら仕上げた「穴子一本(税込572円)」は、香ばしく炙り上げた人気メニューで、1貫から注文可能。鮮魚の仕入れ状況によっては販売数が限られるため、早めの注文がおすすめだ。

話題のメニュー「塩雲丹とイカ、そして大葉。」
■寿司も居酒屋の定番も充実 メニューは100種類以上
一方「極み寿司」は、“飲めるほど柔らかい”食感が特徴の「飲めるサーモン(税込286円)」や、通常の約2倍の厚みに切ったネタが並ぶ「厚切り6貫盛り(税込2123円)」など、インパクトある商品が並ぶ。席に届くと思わず写真を撮りたくなるビジュアルを特徴とする。
さらに昨年からは新たなシリーズとして、シャリとネタの間に隠し味を忍ばせた「お忍び寿司」が登場した。塩雲丹とイカに大葉を添えた「塩雲丹とイカ、そして大葉。(税込429円)」は、醤油をつけずにそのまま楽しむ仕様で、素材の旨みが際立つ。
寿司に加えて、居酒屋メニューの充実ぶりも杉玉の人気を支えている。中でも「杉玉ポテトサラダ(税込539円)」は、ブランドロゴの“杉玉”を模した看板商品。刻んだガリと黄身を包んだポテトに、干しエビやアオサを炒って作る“杉粉”をまぶした一品で、提供時の見た目も楽しい。
ほかにも、開発に1年以上かけたという「杉玉のアヒージョ(税込539円)」は、ニンニクとアンチョビをベースにしたオイルにベビー帆立や赤貝などを入れ、旨みを凝縮。寿司居酒屋ならではの独自性が光る。
メニュー数は100種類以上に及び、ユニークなネーミングや個性的な料理の数々が、幅広い世代から支持を集めている。地酒10種類以上に加え、ノンアルコールドリンクも用意されており、家族利用から仕事帰りの一杯まで多様なシーンで活用できる点も魅力だ。長年、関東や関西などで店舗を拡大してきた杉玉が、いよいよ東海地方にも出店した。

■店舗概要
店名:鮨 酒 肴 杉玉 栄
住所:名古屋市中区栄3-13-31 プリンセスガーデンホテル栄1階
営業時間:午後5時~11時半
定休日:月曜日
(SHIZUOKA Life編集部)








