2025/12/16
“粋で豪快な江戸前” 東京の行列店ついに静岡県に初上陸 御殿場アウトレットにオープン
■「日本橋 天丼 金子半之助」 12月17日オープン
行列ができる東京の人気店が、ついに静岡県へ上陸する。江戸前天丼専門店「日本橋 天丼 金子半之助」が12月17日、御殿場市の「御殿場プレミアム・アウトレット」に県内初の店舗をオープンする。
【写真で見る】静岡市の「うなぎ弁当専門店」に登場 こだわりのサバを使った新メニュー
「日本橋 天丼 金子半之助」は「粋で豪快」な江戸前天丼で知られ、日本橋総本店は開業以来行列が絶えない。国内外で現在42店舗を構え、静岡県には今回が初上陸となる。
浅草生まれの金子半之助は、「日本の文化は食にあり」と語り続けた和食界の重鎮。戦前から江戸前の天丼を後世に残すため、多くの若い職人に技を伝え続けた。その思いを孫が受け継ぎ、「日本橋 天丼 金子半之助」が創業した。
店の味の核となるのが、門外不出の閻魔帳(レシピ帳)に記された「秘伝の江戸前の丼たれ」だ。控えめな甘さとすっきりした味わいが特徴で、高温の胡麻油で揚げた天ぷらと白飯に絶妙に絡み合い、最後の一口まで飽きが来ない天丼に仕上げる。
創業時には、秘伝の丼たれに最も合う食材を求めて何度も試行錯誤したという。その結果たどり着いたのが、朝に市場(現在は豊洲)で仕入れる新鮮な穴子、エビ、イカ、半熟玉子、野菜を組み合わせた豪快な江戸前天丼。見た目の迫力だけでなく、最後まで温かく食べられるよう、丼には底に空洞を施した保温効果の高い有田焼の特注品を採用するこだわりも持つ。

大海老3尾を使った数量限定の「大海老天丼」
■看板は「江戸前天丼」 穴子・エビ・半熟玉子など豪華な一杯
主力メニュー「江戸前天丼(税込1760円)」は、穴子、エビ、イカ、半熟玉子などが豪快に盛り付けられた看板商品。秘伝の丼たれとごま油の香ばしさが際立つ一杯だ。さらに、大海老3尾を使った数量限定の「大海老天丼(税込1980円)」は、エビの旨みと香ばしさを堪能できる贅沢な内容となっている。
今回出店する御殿場プレミアム・アウトレットは今年25周年を迎える。国内外の観光客が訪れる人気スポットで、店側は「これまで静岡県内では楽しめなかった金子半之助の江戸前の天丼を、多くのお客さまにお召し上がりいただきたい。お買い物の合間にごま油の香ばしい香りと豪快な盛り付けが特徴の金子半之助の天丼をお楽しみいただければと考えています」としている。
江戸前の粋と豪快さが詰まった天丼を静岡県で味わえるのは今回が初めて。アウトレットでの買い物とともに、新たなご当地グルメとして注目が集まりそうだ。
■店舗概要
店名:日本橋 天丼 金子半之助 御殿場プレミアム・アウトレット店
住所:御殿場市深沢1312(御殿場プレミアム・アウトレット内)
営業時間:午前10時~午後8時(12~2月は午後7時まで)
定休日:年1回(2月)
(SHIZUOKA Life編集部)








