2026/01/10
新年会や成人の日に注意 沼津で21人、浜松で45人の集団食中毒 静岡県が「警報」
■沼津市で今年初の食中毒 刺身やカキポン酢提供の飲食店
静岡県は浜松市と沼津市で相次いで食中毒が発生していることを受け、食中毒警報を発表した。新年会や成人の日など、集団で飲食する機会が増える時期に注意が必要だ。
2025年は静岡県内で食中毒が急増 3週間で2度発生した飲食店も
県によると、1月2日および3日に沼津市内の飲食店で食事をした39グループ計100人のうち、4グループ21人が下痢、腹痛、嘔吐などの症状を訴えた。患者や調理従事者の便からノロウイルスが検出された。東部保健所は、この飲食店の食事を原因とする食中毒と断定。1月9日から当分の間、営業禁止とした。
提供された主なメニューは刺身盛り合わせや寿司、カキポン酢や海鮮サラダなどが含まれていた。患者は全員快方に向かっているという。
昨年12月26日には、浜松市もノロウイルスによる集団食中毒の発生を発表した。患者は45人で、市は衛生状態の改善がみられるまで営業禁止としている。

食中毒警報を発表した静岡県
■県が食中毒警報発表 有効期間1月9日~15日
集団食中毒が続いたことを受け、県は1月9日に食中毒警報を発表した。有効期間は1月15日までとなっている。
県によると、ノロウイルスは食品中では増殖せず、人の腸管内で増える。感染者の吐物やふん便から排出されるため、食品への二次汚染を防ぐ方法として、調理前や食事前の石けんを使った手洗いを挙げる。アルコール消毒は効果が低いという。
また、加熱が必要な食品は中心部まで十分に加熱し、下痢や嘔吐の症状がある場合は食品を直接扱う作業を控えるよう呼びかけている。特に、カキなどの二枚貝は85~90度で90秒以上の加熱が必要としている。
ノロウイルスによる食中毒は空気が乾燥する12月から3月に発生しやすい。沼津市で今回確認された食中毒は、今年初めてとなる。
(SHIZUOKA Life編集部)








