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2026/01/27

東京都で確認の「はしか患者」 静岡県の観光施設を利用 接触の可能性や体調変化に注意

■30代男性のはしか患者 1月21日に御殿場プレミアムアウトレット訪問

接触した可能性のある人は体調の変化に注意が必要だ。東京都で30代男性が麻しん(はしか)を発症したことが確認された。その患者が感染性のある期間に静岡県内を訪れていたことが分かり、県が注意を呼びかけている。

 

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静岡県によると、30代男性は1月22日に麻しんを発症し、24日に届出があった。麻しんワクチンを1回接種済みで、海外渡航歴があるという。周囲への感染性を有する期間中の21日正午から午後4時の間、御殿場市にある「御殿場プレミアムアウトレット」を訪れた。

 

患者は公共交通機関を使わずに来訪し、利用後は東京都内に移動しているため、県内では御殿場プレミアムアウトレット以外で不特定多数と接触した機会はないとされている。

 

県は同時間帯に施設を利用した人に対して接触後最大21日間、体調に注意するよう呼びかけている。発熱や発疹など麻しんが疑われる症状がある場合は、必ずマスクを着用して事前に医療機関へ連絡の上で受診し、公共交通機関の利用を避けることを求めている。

 

■1月21~24日の行動公表 ホテルや飲食店利用

静岡県や東京都は患者の行動歴を公表している。1月21日から24日までの期間、都内の以下の施設を利用している。

・1月21日:しゃぶ葉 渋谷井の頭通り店、新宿ワシントンホテル本館フロント

・1月22日:新宿ワシントンホテルANNEX 朝食会場

・1月24日:新宿ワシントンホテル本館 朝食会場

 

麻しんは感染力が非常に強く、空気感染・飛沫感染・接触感染で広がる。潜伏期は10〜12日(最大21日)で、風邪のような症状の後、39度以上の高熱と発疹が出現することが多い。合併症は全体で約30%にのぼり、肺炎や脳炎は主な死因とされている。

一方で、ワクチン接種を2回受けていれば感染リスクは大きく低下し、予防に最も有効とされる。県は「今回公表した施設を現在利用しても感染の心配はない」とした上で、該当時間帯に訪れた人には体調観察と適切な受診行動を求めている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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