2026/02/19
韓国発のホテル日本初上陸 2026年に名古屋で開業へ 世界7か国で事業展開するグループ
■名古屋駅から徒歩8分 「ソノムーン名古屋」開業予定
韓国発のホテルが日本で初めて、名古屋市に誕生する見通しとなった。韓国を中心に世界でホテルやリゾート事業を展開する「ソノホテルズ&リゾーツアジア」が、韓国発ライフスタイルホテル「ソノムーン名古屋」の開業を2026年に予定していると発表した。訪日客の増加が続く中で、新たな動きとして注目されそうだ。
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韓国発ライフスタイルホテル「ソノムーン名古屋」は、名古屋駅から徒歩約8分の場所に計画されている。ビジネスや観光の拠点として利便性の高い立地で、国内外の宿泊客の利用が見込まれる。具体的な開業日は、まだ明らかにされていない。
ホテルは宿泊主体型のライフスタイルホテルとして運営される予定で、観光客だけでなく出張などで訪れるビジネス客の需要にも対応する。名古屋駅周辺は中部地方最大の交通結節点であり、新幹線や在来線、空港へのアクセスも良好なことから、国内外の移動の拠点として重要な役割を担っている。
ホテルが掲げるコンセプトは、単なる宿泊施設に留まらない。名古屋の歴史や食文化、祭典、そして広くは知られていない土地の記憶からインスピレーションを得て、利用客が「名古屋をより実感できるような滞在」を提供することを目指す。地元食材を活かしたこだわりの朝食や、名古屋の職人技に触れるワークショップ、隠れた名所を巡るツアーなど、滞在を通して名古屋の奥深さに触れる機会が提供される可能性がある。
■韓国の総合レジャー企業の関連会社 グループ全体で世界7か国に事業展開
今回のホテルは、エスコンジャパンリート投資法人が所有し、不動産事業などを手がけるポラリス・ホールディングスが賃借したうえで、ソノホテルズ&リゾーツアジアが運営を担う。こうした形で海外ホテル運営会社が日本国内のホテルを運営するケースは近年増えており、インバウンド需要の回復を背景に、新たな参入の動きが広がっている。
ソノホテルズ&リゾーツアジアは韓国の総合レジャー企業「ソノインターナショナル」の関連会社で、ホテルやリゾート施設の運営を中心に事業を展開している。グループ全体では、韓国をはじめアジアや米国、欧州など世界7カ国で約1万4500室を運営しており、国際的なホテルブランドの1つとして事業を拡大してきた。
名古屋を日本進出の拠点に選んだ背景には、国内有数の都市としての規模や交通アクセスの良さに加え、観光やビジネスの両面で安定した宿泊需要が見込まれる点があるとみられる。名古屋は東京と大阪の中間に位置し、製造業を中心としたビジネス拠点であると同時に、観光都市としても国内外から多くの人が訪れている。
ソノホテルズ&リゾーツアジアは、今回の名古屋での展開を足がかりに日本での事業拡大も視野に入れているとしている。今後、海外ホテルブランドの進出がさらに進むことで、国内の宿泊市場の競争が一層活発になる可能性もある。
訪日客の増加とともに変化が続く日本のホテル市場。名古屋駅近くに誕生する新たな拠点は、その象徴的な動きとなりそうだ。
(SHIZUOKA Life編集部)








