2026/03/06
静岡県で住みたい街ランキング 1位は浜松市中央区 世帯年収で人気エリアに違い
■新築・一戸建ての住みたいエリア トップ10発表
静岡県内で「住んでみたい街」はどこなのか。住宅購入や住み替えを検討する人を対象にした調査で、県内の人気エリアの傾向が明らかになった。世帯年収によっても、選ばれる街には違いがあり、東部・中部・西部それぞれで特徴が見られるという。
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住宅相談窓口「くふうイエタテカウンター」などのサービスを手がける「くふう住まい」は、住宅購入や住み替えを検討している静岡県内のサービス利用者を対象に「世帯年収別・新築一戸建ての住みたいエリア」について調査した。県内では、通勤や生活利便性を重視したい一方で、エリアごとの価格差が住宅検討に大きく影響しているという。また、世帯年収によって住宅取得にかけられる総予算が異なるため、選ばれる街や重視される価値も変化する傾向があるとしている。
調査では静岡県内の市区町村について「住みたいと思うエリア」の回答を得て、ランキング形式にまとめている。交通の利便性や生活環境、商業施設の充実度、自然環境などが街選びの理由として挙げられた。静岡県内で新築・一戸建ての住みたいエリアトップ10は以下の通りとなっている。
【新築・一戸建ての住みたいエリア】
浜松市中央区 239人
静岡市葵区 119人
静岡市駿河区 118人
富士市 117人
三島市 80人
静岡市清水区 77人
浜松市浜名区 77人
沼津市 70人
磐田市 69人
焼津市 38人

住みたい街1位に選ばれた浜松市中央区
■東部・中部・西部 エリアごとのニーズに特徴
ランキングは、県内にある「くふうイエタテカウンター」7店舗の利用者を対象にしたアンケートを集計している。調査期間は2024年12月1日から2025年11月30日までで、有効回答数は1289人だった。アンケート結果は次のように分析されている。
・調査全体では浜松市中央区が突出した人気を集めたが、価格帯別に見ると志向されるエリアが分かれる傾向が表れた。1位の浜松市中央区は、中所得の層から1100万円以上の高所得の層まで幅広い年収世帯で検討が見られ、エリアとしてのポテンシャルの高さが示された。
・年収世帯が上がるにつれて、中部エリア(静岡市葵区・駿河区)の存在感が相対的に高まっている。特に800万円台以上の高所得の層では静岡市の構成比が高く、生活利便性や都市機能を重視した具体的な居住ニーズが顕在化している。
県内を東部・中部・西部に分けて見ると、それぞれに特徴的な傾向がみられた。東部エリアでは、三島市や沼津市など、首都圏へのアクセスの良さや交通の利便性が評価された。新幹線が利用できる三島駅を中心に、東京方面への通勤や移動のしやすさが魅力として挙げられている。自然環境に恵まれた地域も多く、海や山に近い生活環境を重視する人からも関心を集めているという。
中部エリアでは、県庁所在地の静岡市を中心に人気が集まった。商業施設や医療機関、教育機関などが集まり、生活の利便性が高いことが評価されている。静岡駅周辺は交通の拠点としても機能しており、買い物や通勤のしやすさを重視する層から支持を集める結果となった。
西部エリアでは、浜松市を中心とした地域が注目されている。人口規模が大きく、商業施設や企業が多い一方で、住宅地としては比較的広い土地を確保しやすい点などが特徴とされる。生活の利便性と住環境のバランスを重視する人から関心を集める傾向がみられた。

住みたい街2位の静岡市葵区
■都市機能や住環境のゆとり 世帯年収によって違い
また、世帯年収別に分析すると、街選びの基準にも違いが見られた。交通アクセスや都市機能を重視する層がある一方で、住宅の広さや住環境のゆとりを重視する層もあり、選ばれるエリアの傾向が分かれる結果となった。
年収別の東中西部のランキングは、添付の通りとなっている。今回の調査は住宅購入や住み替えを検討する人の意向をもとに集計したもので、静岡県内での住まい選びの参考になりそうだ。
<世帯年収別の住みたいエリア(東部)>

<世帯年収別の住みたいエリア(中部)>

<世帯年収別の住みたいエリア(西部)>

(SHIZUOKA Life編集部)








