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2026/03/20

生徒の言動に腹を立てて顔にパンチ 62歳高校教諭に戒告処分 過去にも暴力や不適切発言

■顔付近に拳を当てる行為 生徒の唇が切れて鼻から出血

教育現場での不祥事が後を絶たない。静岡県教育委員会は、生徒への暴力や時間外勤務手当の不正受給で教職員2人を懲戒処分とした。信頼を支えるべき立場の行動に、改めて厳しい視線が向けられている。

 

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県教育委員会によると、県立高校に勤務する62歳の男性教諭は、悪ふざけと感じた生徒の言動に腹を立て、顔付近に拳を当てる行為をした。これにより生徒は唇が切れ、鼻から出血するけがをした。3月18日付で戒告処分としている。

 

この男性教諭は2024年度にも生徒への暴力や不適切な発言をしたとして、県教委から指導を受けているという。県教委の聞き取りに対して「不適切な行為を繰り返して反省している。生徒に痛い思いをさせてしまって申し訳ない」と話している。

 

県民からは「感情をコントロールできないタイプは教育現場に向いていない」、「指導の一環として力で抑え込むことが容認されていた時代とは違う。年配の教師は意識を変えなければならない」、「繰り返し問題行為を起こしているのに戒告処分は軽いのではないか」などの意見が出ている。

 

一方、「高校生の言動に問題がなかったのかも検証する必要がある」、「教師が強く出られない弱みに付け込むような言動であれば、生徒への指導も不可欠。小学生ではなく、高校生なので」といった声もある。

県教育委員会が入っている県庁西館

■時間外勤務の手当を不正受給 53歳事務職員も戒告処分

また、伊豆市の小中一貫校に勤務する53歳の女性事務職員も戒告処分を受けた。時間外勤務の実績を偽って申請し、1万6280円の手当を不正に受給したという。さらに、校長の私印を無断で使用して書類を作成し、正式な決裁を経ないまま処理を進めていたことも確認された。

 

県教育委員会による今年度の懲戒処分は、これで昨年度と同じ18件となった。内訳は最も処分の重い免職が6件、停職5件、減給2件、戒告5件となっている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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