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2026/03/27

まるでお化け屋敷 懐中電灯1本で探索する「廃墟動物園」 人気観光地に登場

■熱海の古い日本家屋を活用 期間限定の「廃墟動物園」

暗闇の中で、何かが動いた気がする――。その正体を確かめるには、自分の手にある懐中電灯の光だけが頼りだ。少し不気味で、どこか好奇心をくすぐる体験が静岡県熱海市で始まっている。その名も「廃墟動物園」。期間限定で開かれている。

 

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「廃墟動物園(熱海 恐怖の廃墟体験 奇虫・爬虫類・両生類・昆虫展)」は、熱海市銀座町の古い日本家屋が舞台となっている。かつての生活の面影を残す和室や風呂場、トイレといった空間がそのまま生かされている。訪れた人は照明を落とした建物の中を進みながら、懐中電灯の光で足元や壁の隅を照らし、潜んでいる生き物を探していく。

 

展示されているのは爬虫類や両生類、ムカデやサソリといった毒を持つ生き物。さらに、カブトムシやクワガタなどの昆虫も来場者を迎える。いずれも普段は明るい環境では動きが少ないことが多いが、館内では光を抑えた環境を整えることで、夜行性の生き物が日中でも活発に動く様子を観察できるという。

 

一般的な動物園のようにガラス越しに整然と並ぶ展示とは異なり、「どこにいるのか分からない」状態から自ら見つけ出す過程も、この施設の特徴の1つだ。少し身構えながら歩を進めることで、見つけたときの驚きや発見が強く印象に残る仕組みになっている。

業界初!?の廃墟動物園

■「恐怖体験」と「学び」両立 撮影用スペースも設置

一方で、単に怖さを演出するだけではなく、生き物の特性や生態に触れる「学び」の側面も重視している。毒虫や珍しい昆虫など、普段はなかなか近くで見る機会の少ない生き物を観察できる点も来場者の関心を集めそうだ。

 

館内には撮影用のスペースも設けられており、独特の雰囲気を生かした写真を撮ることもできる。同じ施設内では、小さな子どもや恐怖演出が苦手な人向けに、動物と触れ合えるスペースも用意されている。

 

今回は試験的な営業として開催されており、期間は3月24日から27日までと、4月1日から5日まで限定となっている。入場料は大人1500円、子ども1000円のほか、ペア料金や親子料金も設定されている。

 

観光地として人気の熱海に、従来の散策や温泉とは少し異なる体験の選択肢として加わった「廃墟動物園」。春休み期間とも重なる中、非日常の空間で過ごす時間がどのような反応を呼ぶのか注目される。

 

■施設概要

施設名:廃墟動物園

住所:熱海市銀座町3-15

営業時間:午前11時~午後6時

期間:3月24日~27日/4月1日~5日

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