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2026/04/06

なぜ安い? 浜松にも新店舗オープンのスーパー 創業124年で初のCMは賛否

■安さが話題の「カネスエ」 3月19日に浜松中郡店オープン

価格の安さが話題の大型スーパー「カネスエ」が東海エリアに店舗を拡大している。3月には浜松市に新店舗を構え、4月2日には岐阜県中津川市にも新店舗をオープンした。新たにCMもスタートしたが、これには賛否両論が巻き起こっている。

 

浜松市は”スーパー激戦区” 閉店した西友跡地にはトライアルがオープンへ

 

カネスエは愛知県を中心に、東海や近畿合わせて5県に約100店舗を展開している。静岡県内には浜松市に3店舗を構える。そのうちの1つ、「浜松中郡店」は3月19日にオープンしたばかりだ。

 

浜松中郡店は午前7時から開店しており、オープン初日には朝から行列ができた。4月2日には岐阜県中津川市に「中津川店」を構え、出店が続いている。

 

カネスエの特徴は価格の安さにある。商品の品質にこだわりながら価格を抑えられる理由には、人件費の削減がある。一般的なスーパーは鮮魚や精肉を店舗で加工するのに対し、カネスエはプロセスセンターで全てを担って各店舗に配送する。これにより店舗での作業を減らし、スタッフの人数を減らして運営できるという。

 

また、コイン式カートも人件費の削減につながっている。浜松中郡店にも取り入れているコイン式カートは100円を入れると利用でき、返却すると100円が戻ってくる仕組みとなっている。カートの放置を防止して整頓の手間も省けるため、管理にかける時間や人を減らせる利点がある。

 

さらに、200円で入会できるカネスエファンクラブは、35円以上の商品を購入すると3%相当額の割引となる。即時発行可能で、その日から毎日サービスを受けられる。2025年9月現在、約166万人が入会しているという。

浜松市で3店舗目となった浜松中郡店(公式Xより)

■4月に始まったテレビCMは賛否 価格への影響を懸念する声も

物価高に歯止めがかからないこともあり、人件費の削減を価格に反映しているカネスエは買い物客からは好評を得ている。ただ、4月1日から東海地方を中心に放映を開始したテレビCMに対しては、賛否両論が巻き起こっている。

 

インターネット上には「価格が安いので助かっている。価格を気にして買い物をするのは年齢層の高い人が多いので、テレビの視聴者層と合っている」と理解を示すコメントがある。一方、「カネスエファンですが、テレビCMを流さずに、品数も絞ることで、どこよりも安い金額を維持していると思っていた。CMにお金を使うのは、経営の軸がぶれてると感じる」、「CMは構わないが、商品の値段が他店と変わらなくなるのはやめてほしい」といった不安の声も上がっている。

 

カネスエは1902年に創業以来、初めてのテレビCMを制作した。他にも、ブランドのスローガンやロゴ、スタッフのユニホームなど大型リブランディングを実施している。

 

■店舗概要

店名:カネスエ浜松中郡店

住所:浜松市中央区中郡町1182

営業時間:午前7時~午後9時

 

SHIZUOKA Life編集部)

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