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2026/04/11

格安で便利な住宅地は? 専門家の調査で判明「静岡県の穴場」 最高評価は5つのエリア

総合8点の評価を受けた菊川市西方エリア

■住宅アドバイザーが調査 価格、利便栓、住環境で評価

「中心部じゃなくてもいいのではないか」。土地価格の上昇が続く中、静岡県内で住宅選びの基準に変化が起きている。通勤や買い物の利便性を保ちながら、価格を抑えられる“穴場エリア”への関心が高まっているのだ。実際にどの地域が選ばれているのか。住宅アドバイザーへの調査から、評価の高いエリアが浮かび上がった。

 

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住まいの相談窓口「くふうイエタテカウンター」などを運営する「くふう住まい」は、静岡県内にある7店舗の住宅アドバイザーによるアンケートを実施した。アンケートでは「価格」、「利便性」、「住環境」の3つのバランスを基準に、県内の住宅エリアを評価。中心市街地から少し離れた地域でも、条件次第で十分に暮らしやすい場所があることが見えてきた。

 

総合点8で最も評価が高かったのは、「菊川市西方」、「掛川市上西郷・下垂木」、「磐田市豊田」、「富士市松岡・森島」、「静岡市葵区平和・新伝馬」の5つのエリアだった。生活のしやすさと価格のバランスに優れた点が特徴と言える。

 

菊川市の西方エリアは、掛川市街地まで車で10〜15分と通勤圏にありながら、比較的広い土地を手頃な価格で取得できる。都市部と比べてコストを抑えやすい点が支持されている。掛川市の上西郷・下垂木エリアも、バイパスやインターチェンジへのアクセスが良く、浜松・静岡方面への移動がしやすい。分譲地の整備や生活環境の充実も進み、子育て世帯からの評価が高い。

静岡市葵区も人気のエリア

■静岡市と沼津市の3つのエリア 総合点7の評価

磐田市の豊田エリアは中心部と比べて土地価格が抑えられ、広い区画を確保しやすい点が特徴。住宅開発が進む中で、現実的な価格帯での取得が可能な地域として注目されている。富士市の松岡・森島エリアや静岡市葵区の平和・新伝馬エリアも、交通アクセスと価格のバランスが評価され、同じく高い評価を得た。

 

総合点7と評価されたのは、「静岡市葵区瀬名」、「静岡市清水区北矢部・中矢部」、「沼津市門池」の3つのエリア。安全性や生活環境の良さが重視されている。

 

静岡市の瀬名エリアは葵区内にありながら比較的価格を抑えやすく、浸水リスクの低さも評価されている。幹線道路へのアクセスも良好で、生活スタイルに応じた選択がしやすい地域とされる。

 

清水区の北矢部・中矢部周辺は、津波ハザードの影響を受けにくく、過去の浸水履歴も少ないとされる。交通面でも複数のアクセスルートが整備されており、安全性と利便性の両立が特徴だ。沼津市の門池エリアも幹線道路や高速道路へのアクセスに優れ、整備された街並みや自然環境とあわせて評価されている。

 

今回の調査からは、静岡県内の住宅選びにおいて、従来の中心市街地志向からの変化が表れている。土地価格を抑えながらも、通勤や生活の利便性を確保できるエリアが増えていることに加え、区画整理や商業施設の整備によって郊外の住環境が向上していることも背景にあるとみられる。住宅選びは「立地」だけでなく、「バランス」で選ぶ時代に入りつつあるのかもしれない。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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