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2026/07/03

7月の平日は子ども無料 静岡市の大浜公園プール 匿名の寄付2500万円を活用

流水プール(静岡市大浜公園公式HPより)

■7月4日に営業開始 子ども無料は6日からスタート

夏のプール代を見知らぬ誰かの善意が軽くする。7月4日から今年度の営業をスタートする静岡市の大浜公園プールで、7月の平日に子どもと幼児の利用料が無料になる。市外から訪れる子どもも対象となる。

 

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通常の1日券は、小・中学生が静岡市民400円、市外500円、3歳以上の幼児が100円。数回通えば家族の出費として積み重なる金額だが、7月の平日に限ってはその負担がまるごとなくなる。

 

無料化の背景には、匿名の個人から静岡市に寄せられた2500万円の寄付がある。寄付は「子ども料金の無料化に使ってほしい」という具体的な意向を伴うものだった。市はその意向に沿い、寄付金を財源として無料化による減収分を負担して運営事業者に支払う。

 

大浜公園プールは、静岡市民に長く親しまれてきた。1930年に大浜海水浴場の代替施設として開設された。長年にわたって無料で開放され、夏になると毎年約10万人が訪れる地域の夏を象徴する場所の1つだった。

ウォータースライダー(静岡市大浜公園公式HPより)

■昨年7月にリニューアル 初年度は平日の利用者数に課題

しかし、施設の老朽化により2022年に休園。2023年11月から大規模な再整備工事が始まり、昨年7月に3年ぶりにリニューアルオープンした。設計や整備、運営を一体として民間が担うPFI方式が採用され、かつての市民プールは有料施設として新たな姿になった。

 

リニューアル後の大浜公園プールには、家族連れが楽しめるアトラクションが並ぶ。全長約250メートルの流水プールは、大人から子どもまでゆったり楽しめる。幼い子ども向けにはバケツ型のアトラクションプールが設けられ、全長82メートルのウォータースライダーも整備された。

 

プールサイドには売店や有料のリラックスシートがあり、管理棟の屋上にはバーベキューができるスペースも設けられている。さらに、約4000平方メートルの芝生広場や大型木製複合遊具も整備され、プールの季節以外にも家族連れが過ごせる公園を目指している。

 

一方、リニューアル初年度の昨年は課題も残った。特に夏休み期間を除く平日の来場が伸び悩み、利用者数は目標の10万人に届かない約9万4000人にとどまった。複数回プールを利用する世帯を中心に、子ども料金の負担軽減を求める声も寄せられていたという。

 

こうした状況の中で実施されるのが、今回の子ども料金の無料化だ。対象は小・中学生と幼児で、静岡市内に住む子どもだけでなく、市外から訪れる子どもも含まれる。無料となるのは7月6日から31日までの平日19日間。土日祝日は対象外となっている。

直線スライダー(静岡市大浜公園公式HPより)

■公園内駐車場は先着順に変更 臨時駐車場からは送迎車

今年は公園内駐車場の仕組みも変更される。昨年の予約制から、今年は先着順の有料利用に切り替える。公園内には74台分の駐車場があり、プール期間中は中島浄化センターに約360台分の臨時駐車場も設けられる。臨時駐車場から大浜公園までは送迎車が運行される。

 

今年度のプール営業期間は7月4日から9月13日まで。9月は土日のみ営業する。営業時間は午前9時30分から午後6時までとしている。

 

7月の平日限定ではあるが、市内外を問わず子ども料金が無料になる今年の大浜公園プール。リニューアルから2年目を迎える夏、匿名の寄付をきっかけに家族連れが利用しやすい場所としてあらためて注目される。

 

■施設概要

施設名:大浜公園プール

住所:静岡市駿河区西島1380

営業時間:午前9時半~午後6時

駐車場:公園内74台、臨時360台

 

SHIZUOKA Life編集部)

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