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2025/06/02

メイク時間「15分未満」が6割超 理想に届かない朝…人気の“時短施術”トップ3

■仕事の日の朝 45%の女性会社員が「メイクは負担」

忙しい朝、メイクに追われる女性たちの本音が浮き彫りになった。美容医療を提供する一般社団法人「TRUE DESIGN CLINIC」は、20~30代の女性会社員を対象にメイクに関する調査を実施。朝のメイクにかける時間や、負担に感じている人の割合などが明らかになった。

 

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調査結果によると、「仕事の日の朝のメイク」を負担に感じている20~30代の女性会社員の割合は半数近い45.3%に上った。「負担に感じており必要最小限にとどめている」が34.1%を占め、「とても負担に感じており、できればやりたくない」の回答は11.2%だった。一方、「楽しみながら前向きな気持ち」が11.2%、「身だしなみや印象のため」は43.5%となった。

 

メイクにかけている時間は「10〜15分未満」が30.8%で最も多かった。「5~10分未満」が27.2%で続き、6割近くが15分をかけずにメイクを完了している。限られた時間で「理想の仕上がり」を求められるプレッシャーもあり、77.6%の女性が「朝のメイクが理想に届いていない」と感じているという。

 

中でも「最も手間がかかる」とされたのが「ベースメイク」。肌のトーンを整えて清潔感ある印象をつくるベースは、手を抜けない一方で時間がかかるパート。ベースメイクの36.0%に次いで、「目」と「眉」が29.3%となっている。

 

■“時短施術”トップ3 「まつげパーマ」が1位

こうした課題に対して注目を集めているのが、美容施術の活用だ。調査では、約4割の女性が「メイクの時短やクオリティ向上を目的に何らかの施術を受けたことがある」と回答した。その内容を尋ねたところ、1位は「まつげパーマ」、2位が「マツエク」、3位に「アイブロウデザインワックス」。特に「まつげパーマ」や「眉の施術」は、“すっぴんでも整って見える”効果があり、メイクの手間を減らす強い味方として支持されているようだ。

 

今回の調査は、5月2日から7日にかけて、インターネットで実施した。調査対象は仕事の日の朝にメイクをしている20~30代の女性会社員で、331人が回答した。

 

この世代は、いわゆる“タイパ(タイムパフォーマンス)”を重視しており、限られた時間を効率よく使いたいニーズはZ世代を中心に広がり、働く女性たちの日常にも浸透しつつある。メイクの手間を減らしつつも、印象や自信は落としたくない――そんな葛藤を抱える女性たちが、手段の1つとして美容医療を選ぶケースは今後さらに増えていくかもしれない。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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