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2025/06/23

浜松市で2日連続の食中毒 焼き鳥・刺身で6人発症 今年はすでに214人まで拡大

■患者からカンピロバクター検出 10代から50代の6人が食中毒

浜松市の飲食店で食事をした6人が下痢や発熱などの症状を訴えた。浜松市では食中毒が相次いでおり、今年に入って7件目。すでに昨年1年間の件数を大幅に超えている。

 

静岡市では同じ店が3週間で2度の食中毒 提供されたメニューは…

 

浜松市保健所によると、10代から50代の6人は13日夕方、浜松市中央区にある飲食店で一緒に食事した。その後、下痢や腹痛、発熱といった食中毒の症状を発症。便を検査した結果、食中毒の原因となるカンピロバクターが検出された。

 

6人は焼き鳥やささみ刺身などを食べたという。全員が快方に向かっている。市は23日から衛生状況の改善が確認されるまでの間、店を営業禁止にした。

 

浜松市中央区では、14日にも別の飲食店で食中毒が発生している。58人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、便からはサポウイルスが検出された。

 

浜松市では食中毒が例年以上のペースで確認されている。今年は1月に初めて確認されて以降、今回が7件目で患者数は計214人に上る。現時点ですでに、年間で3件だった昨年の2倍を超えている。

 

過去5年間でも年間発生件数が最も多かったのは、2019年の6件。2020年と2021年は年間で1件、2023年は1件も発生していない。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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