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2022/10/19

磐田市が「スポーツのまち」で全国2位 J1ジュビロや卓球金メダリストで認知

ジュビロ磐田は「スポーツのまち」に大きく貢献

■昨年トップから陥落… 1位はモータースポーツの聖地・鈴鹿市

静岡県磐田市が全国の市町村ランキングで、「スポーツのまち」の2位に入った。昨年の1位から陥落したが、スポーツが盛んなイメージは変わっていない。プロスポーツチームや、磐田市出身の東京五輪金メダリストが認知度向上に貢献しているとみられている。

 

民間のシンクタンク「ブランド総合研究所」は、今年6月から7月にかけて実施した「地域ブランド調査2022」の結果を公表した。対象は全国1000の市町村と47都道府県で、約3万4768人から回答を得た。

 

調査の1つには、「スポーツのまち」として思い浮かぶ全国の市町村ランキングが含まれており、磐田市は2位だった。市によると、三重県鈴鹿市にトップを奪還されたという。モータースポーツの聖地として知られる鈴鹿市は昨年、14年連続で守ってきたトップの座を磐田市に奪われていた。

 

今年のランキングでは1位を明け渡したものの、磐田市にはスポーツのイメージが強い。サッカーJ1のジュビロ磐田やラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは知名度が高く、さらに女子サッカーなでしこリーグ2部の静岡SSUボニータは来シーズンの1部昇格を決めた。

 

卓球の水谷隼さんと伊藤美誠選手は、昨年の東京五輪で金メダルを獲得し、磐田市出身であることが全国的にも広く知られた。

 

■都道府県魅力度は静岡県14位 市町村別は熱海市が全国13位

地域ブランド調査では認知と魅力、大きく2つの指標によって都道府県や市町村の魅力を点数化している。都道府県の魅力度ランキングでは、8位の奈良県と9位の長崎県の順位が入れ替わった以外、トップ10は昨年と同じだった。

 

1位は北海道で73.3点、2位は京都府の57.3点、3位は沖縄県の53.6点だった。北海道は「とても魅力的」、「やや魅力的」を合わせた回答者の割合が9割を超えている。観光意欲度、食品想起率でもトップだった。静岡県は30.5点で14位と、昨年から順位を1つ上げた。

 

市町村別では札幌市が2年連続トップで63.9点、次いで京都市の59.5点、函館市の58.7点となった。静岡県内の市町では、45.8点だった熱海市が最上位の13位(昨年17位)。トップ25には、伊豆市が40.2点で22位(昨年21位)に入った。

 

(SHIZUOKA Life編集部)

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