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2025/11/18

静岡県民は“まめで照れ屋”な戦友タイプ? 夫婦LINEが全国3位 愛情表現は控えめ

■夫婦やパートナー間のLINE頻度 1日3.27回で全国3位

配偶者やパートナーとのLINE頻度で、静岡県が全国3位に入った。1日に連絡を取る回数は神奈川、千葉に続いてトップ3入り。一方、“まめ”でありながら感謝や愛情の言葉は比較的少ない傾向もみられ、静岡ならではの夫婦観が浮き彫りになった。

 

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ジブラルタ生命が「家族愛に関する調査2025」を実施し、集計結果を公表した。家族間のコミュニケーションツールとして最も利用されているLINEの頻度を調べたところ、配偶者・パートナーとのやり取りは静岡県が全国3位の1日平均3.27回だった。都道府県別のランキングでは1位の神奈川県(4.15回)、2位の千葉県(3.28回)に続いた。

 

注目すべきは、LINEの頻度だけではない。夫婦の関係性について「どのタイプに近いか」を尋ねた質問では、全国的には「同居人タイプ」か「親友タイプ」が多い中、静岡県は「戦友タイプ」の割合が最も高かった。「戦友タイプ」は互いに協力し合い、チームとして家庭を支える関係を指す。働きながら家事や育児を分担して日々を乗り切る“同志”のような夫婦像が浮かぶ。

 

一方、“戦友”ならではの特徴もある。パートナーに「ありがとう」と伝える1日の回数は4.4回で全国平均の5.5回を下回った。また、“愛の言葉”を伝える回数も静岡県は目立った順位ではなく、LINEはまめだが、口数は控えめという“照れ屋気質”がうかがえる。

 

■県民が選ぶ夫婦の色 男女とも「オレンジ」が最多

また、県民が自分たちの夫婦像を示す“色”として、静岡県は男女ともに「オレンジ」が1位となった。「温もり」や「明るい家庭」を象徴する色で、家族の雰囲気を柔らかく表現している。

 

家族観の変化が進む中でも、静岡県では「戦友」のように支え合い、「オレンジ」のように温もりのある家庭を築く夫婦像が描かれている。LINEで日々の連絡をこまめに取り合い、時には言葉にしなくても通じ合う――。そんな夫婦間のコミュニケーションが、数字から浮かび上がってくる。

 

今回の調査は、20歳から69歳までの既婚者(事実婚を含む)を対象にインターネットで実施された。男女比率は50%ずつで、計4700人が回答している。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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