生活に新しい一色
一歩踏み出す生き方
静岡のニュース・情報サイト

検索

情報募集

menu

2025/12/04

冬の富士山“絶景穴場”トップ10 1位は横浜市のスポット 静岡県から5カ所ランクイン

■富士山絶景の穴場 1位は横浜市の「スカイガーデン」

旅行情報サイト「じゃらんニュース」が「穴場な富士山絶景スポットランキング」を発表し、静岡県のスポットがトップ10のうち半分を占めた。冬の富士山は澄んだ空気と雪化粧によって一年でも最も美しい表情を見せる季節。富士山の南側に広く面する静岡県の魅力が、ランキング結果でも際立つ形となった。

 

【ここも穴場!?】富士山を望むサービスエリア 7月にリニューアルオープン

 

今回の調査は、同サイトで紹介した富士山ビュースポットの中から「まだあまり知られていない穴場」だと思う場所を最大3つ選ぶ形式で行われた。関東・東海エリアの名所が並ぶ中、静岡県は3位に富士宮市の「白糸の滝」が入るなど、10位以内に5つのスポットがランクインした。トップ10は以下の通り。

 

【富士山が見られる穴場絶景スポット】

1位:横浜ランドマークタワー69階展望フロア「スカイガーデン」(神奈川県横浜市)

2位:高尾山(東京都八王子市)

3位:白糸の滝(静岡県富士宮市)

4位:朝霧高原(静岡県富士宮市周辺)

5位:鎌倉海浜公園 稲村ガ崎地区(神奈川県鎌倉市)

6位:雲取山(東京都西多摩郡奥多摩町ほか)

7位:三島スカイウォーク(静岡県三島市)

8位:田貫湖(静岡県富士宮市)

9位:金時山(神奈川県足柄下郡箱根町・静岡県駿東郡小山町境)

10位:恋人岬(静岡県伊豆市)

3位に入った富士宮市の「白糸の滝」

■白糸の滝が3位に選出 静岡県のスポットで最上位

静岡県内のスポットで最上位に選ばれた「白糸の滝」は幅150メートルの絶壁から無数の滝が絹糸のように流れ落ちる名瀑で、四季折々の自然と富士山の絶景を楽しめる。特に12月は澄んだ空気と雪化粧の富士山が神秘的な冬景色を演出する。

 

4位の「朝霧高原」は標高700〜1000メートルに広がる大草原で、空気が澄む冬は富士山の姿が際立つ。牧場体験やキャンプ、電動アシスト自転車での散策など、多彩な体験と絶景を同時に満喫できる。7位に入った「三島スカイウォーク」は、全長400メートルの歩行者専用つり橋から富士山と駿河湾を一望できる県内有数の観光名所。2025年冬は夕景と富士山を楽しめる「サンセットスカイウォーク」も開催され、幻想的な光景が人気を集める。

 

8位の「田貫湖」は、冬の風が止む晴天の日に湖面へ富士山が映り込む「逆さ富士」が見られることで知られる。湖畔の遊歩道は一周約1時間で、自然と富士山の姿をじっくり味わえる。10位の「恋人岬」は駿河湾越しに富士山の山容がくっきりと見え、視界の広さも魅力。愛の鐘「ラブコールベル」を3回鳴らすと恋が実るとされ、カップルはもちろん家族連れの訪問も多い。

 

冬の富士山は、空気の透明度が高い季節特有の鮮明な眺望が楽しめる時期。特に静岡県は、海・湖・高原・橋・岬と多様なロケーションから富士山を望めることが特徴で、今回のランキングでもその豊かさが裏付けられた。寒さを忘れる絶景との出会いを求めて、冬ならではの富士山鑑賞を楽しむ人がさらに増えそうだ。

 

SHIZUOKA Life編集部)

関連記事