2025/12/17
出店ラッシュの人気カレーチェーン 東海エリア強化 愛知県に再上陸&岐阜県に2店舗目
■ゴーゴーカレー 12月は都内と東海地区に計4店舗オープン
全国にファンを持つ「ゴーゴーカレー」が東海エリアへの出店を強化している。12月17日に岐阜県で2カ所目となる新店舗をオープンし、23日には愛知県に再上陸する。すでに12月は都内に2店舗を開店しており、出店ラッシュとなっている。
石川県金沢市に本社を置くゴーゴーカレーは「金沢カレーブーム」の火付け役として知られ、全国に約130店舗を展開している。黒く濃厚なルーに千切りキャベツ、ステンレス皿で提供する独自のスタイルが特徴で、人気の理由について次のように説明している。
「55の工程を5時間かけてじっくり煮込んだ特製オリジナル・ルーを55時間寝かし、旨みを熟成させています。また、食材も米、野菜、お肉など、ゴーゴーカレーに最適な食材を厳選しています」
メニューは不動のナンバーワン「ロースカツカレー」をはじめ、女性にも人気の「チキンカツカレー」やトッピングがてんこ盛りの「メジャーカレー」などをそろえる。また、各店舗1日5食限定で、総重量2.5キロの「メジャーカレーワールドチャンピオンクラス」が話題となっている。
ゴーゴーカレーグループは2003年に創業し、2004年に東京・新宿で1号店を開業した。2007年には米ニューヨークのタイムズスクエアに進出するなど、早くから海外展開も進めてきた。近年は事業承継型M&Aにも力を入れ、金沢カレーの老舗ブランドを引き継ぐなど、事業規模を拡大している。

金沢発の「ゴーゴーカレー」
■岐阜の新店舗は17日オープン 愛知は23日に再上陸
12月は積極的な出店が目立つ。5日に「目黒西口店」、15日に「小川町店」と都内に2店舗をオープンした。さらに、17日には岐阜県大垣市に「大垣コロナワールド店」、23日に「中川ダイニングワールド店」の開店を予定している。
東海エリアには今まで店舗が少なかった。ただ、6月に浜松市に静岡県唯一の店舗を構え、「中川ダイニングワールド店」は愛知県への再上陸となる。東海エリアの強化と同時に、首都圏の店舗と同じタイミングで出店することでブランドの存在感をさらに高める狙いがあるとみられる。
「中川ダイニングワールド店」は大型商業施設のフードコートという立地から、幅広い客層の利用が期待できる。名古屋市を中心に愛知県内でゴーゴーカレーが定着するのか注目される。
■店舗概要
店名:ゴーゴーカレー中川ダイニングワールド店
住所:名古屋市中川区江松3丁目110
営業時間:午前11時~午後11時
(SHIZUOKA Life編集部)









