生活に新しい一色
一歩踏み出す生き方
静岡のニュース・情報サイト

検索

情報募集

menu

2025/12/19

1か月半DM送り続けて実現 “タピオカの次”狙うドリンク日本初上陸 名古屋に1号店

■中国茶ドリンクブランド「BEUTEA」 名古屋市に日本初の店舗オープン

日本初上陸の地に選ばれたのは名古屋だった。マレーシアを中心に約70店舗を展開する中国茶ドリンクブランド「BEUTEA(ビューティー/茶仙子)」が12月20日、名古屋市に日本第1号店をオープンする。タピオカに続く新たなブームとして注目される。

 

【写真で見る】13年ぶりに名古屋で復活! 静岡発の人気スイーツ店

 

「BEUTEA」は、ウーロン茶やジャスミン茶などの高品質な中国茶をベースに、フルーツやチーズフォームを組み合わせたドリンクを提供するティーブランド。マレーシア国内で約70店舗、シンガポールで10店舗、オーストラリアで1店舗を展開している。

 

12月20日にオープンする「BEUTEA 矢場町店」は、日本で初めての店舗となる。運営するのは、名古屋市に本社を置く「Miradear」。代表を務める太田みさ紀さんがマレーシア旅行中にBEUTEAのドリンクを飲んだことをきっかけに、日本出店を打診。約1か月半にわたりSNSのダイレクトメッセージで交渉を続け、出店が決まったという。

 

2018~2019年に国内でブームとなったタピオカドリンク以降、ティーカフェ市場は次のトレンドを模索している。BEUTEAは、本格的な中国茶の香りと、スイーツ感覚で楽しめる味わいを両立した「次世代ティードリンク」として日本市場に参入する。

口から鼻にぬけるジャスミンティーの香り

■本国の味を再現 主力商品は1年で100万杯以上販売

日本出店にあたり、マレーシアから幹部やトレーナーが来日。9日間の研修を実施し、本国と同じ味を再現したという。茶葉の香りを直接感じられる極細の3連ストローを採用し、ミルクは北海道産牛乳を使用するなど、日本向けに細かな調整も行った。

 

主力商品の1つ「ジャスミングレープティー」は、中国茶とブドウと氷をブレンドした上にチーズフォームをかけた見た目も華やかなデザート感覚の一杯。1年間で100万杯以上を販売した実績がある。

 

このほか、ブランドを代表するメニュー「ジャスミンミルクティー」や、みずみずしいブドウの果肉と中国茶を合わせたフルーツティー「フレッシュレープティー」など、他店では目にする機会が少ないメニューが並ぶ。ドリンクに加えて、パンやスイーツの販売も予定している。

 

オープン記念として、一定金額以上の購入者にノベルティを配布する企画や、期間限定商品の販売も予定している。タピオカブーム後の“次の一手”として注目される中国茶ドリンク。BEUTEAの日本初上陸が、名古屋から新たな動きを巻き起こしそうだ。

日本に初上陸する「BEUTEA」

■店舗概要

店名:BEUTEA 矢場町店

住所:名古屋市中区栄三丁目32-7 ペリカンファーストビル1階

営業時間:午前8時〜午後10時

定休日:12/31、1/1
席数:32席(テイクアウト可)

 

SHIZUOKA Life編集部)

関連記事