2026/01/02
夫婦の81%が相手に不満 家計・会話・家事が“三大要因” 正月は関係見直しのチャンス
■パートナーへの不満5段階で点数化 約半数が3点以上
時間にゆとりのある正月は、夫婦関係を見直すきっかけになりやすい時期と言える。全国の既婚男女を対象に行われた調査では、8割以上がパートナーに何らかの不満を抱えている実態が明らかになった。調査で示された「不満の原因トップ10」は、夫婦関係を改善するきっかけとなる。
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男女の理解と絆を深めることをテーマに活動する研究機関「ハイスペ男子総合研究所」は、「パートナーへの不満」に関するインターネット調査を実施した。不満度を「まったく不満がない(0点)」から「非常に不満(5点)」までの点数で尋ねたところ、「不満がまったくない」と回答した人は18.8%にとどまった。81.2%が一定の不満を抱えており、「中程度以上の不満(3点以上)」と答えた人は48.5%と約半数に上った。
不満の内容を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「お金・家計」で230件だった。次いで「コミュニケーション」が176件、「家事分担」が161件と続き、「育児負担」(114件)を含め、家計・会話・家事育児が夫婦間の三大不満となっている。
物価高や共働き世帯の増加を背景に家計を巡る不満が最も多くなった一方で、「会話が少ない」、「気持ちを分かってもらえない」といったコミュニケーション面や、家事・育児の分担を巡る不満も根強い結果となった。

写真はイメージ
■不満高まるのは30代以降 子どもの有無で差
属性別に見ると、女性の方が男性よりも不満度・不満率ともに高かった。家事や育児、感情面のケアなど、目に見えにくい負担が女性側に偏りやすい状況が、数値として表れた形だ。
子どもの有無による違いも顕著だった。子どもがいる夫婦では「不満3点以上」が51.5%に達したのに対し、子どもがいない夫婦では38.6%にとどまった。育児期は、時間やお金、体力の制約が増えやすく、家庭内の役割調整が難しくなることが不満度を押し上げている可能性がある。
年代別では、25~29歳の「不満3点以上」が25.0%だったのに対し、30~34歳では53.7%、45~49歳では53.4%と、30代以降で不満が一気に高まる傾向が見られた。仕事や子育て、親の介護など、複数の役割が重なりやすい年代ほど、夫婦間のすれ違いが増えやすい実情が浮かび上がる。
自由記述では、「話を聞かずスマホやテレビばかり見ている」、「ありがとう、ごめんが言えない」、「家事や育児を主体的にやらない」といった具体的なエピソードが多く寄せられた。効果があった対処法としては、「役割分担を言語化して話し合った」、「一人で抱え込まず第三者に相談した」などが挙がっている。
■不満=関係見直すサイン 言葉にして改善へ
調査を実施したハイスペ男子総合研究所は、「不満があること自体は特別なことではなく、2人で見直すべきポイントが見えてきたサイン」と指摘する。正月は普段話しづらい家計や家事、気持ちの問題を整理する機会として活用できる時期だとしている。
今回の調査からは、夫婦関係において「不満をゼロにする」よりも、「不満を言葉にできる関係」を築くことの重要性が示されている。調査は2025年11月に実施され、全国の25~49歳の既婚男女724人(男性360人、女性364人)が回答している。
(SHIZUOKA Life編集部)








