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2026/01/04

なぜ40代の県職員が…7380万円の詐欺被害 静岡県で急増 被害額68億円の現実

■SNS型投資詐欺 現金6140万円と金の延べ棒1240万円被害

今や高齢者だけの問題ではない。特殊詐欺や投資・ロマンス詐欺の被害に歯止めがかからない。静岡県でも2025年、前年を大きく上回る被害が出ている。1年を締めくくる12月31日には、40代の県職員が現金6140万円と1240万円相当の金の延べ棒をだまし取られた。

 

国家公務員より高額 静岡県職員の給与は全国で最も高水準

 

静岡県警によると、特殊詐欺、SNS型投資詐欺、SNS型ロマンス詐欺を合わせた2025年の詐欺被害は713件で計68億8500万円余りに上る(12月25日時点)。前年同期と比べて152件、約26億7000万円増加した。

 

12月31日には、衝撃の被害も明らかになった。40代の県職員がSNS型投資詐欺で、現金6140万円と1240万円相当の金の延べ棒をだまし取られた。LINEで知り合った人物から「高配当の株を購入する権利が当たった」と声をかけられ、複数回にわたって現金を振り込んだという。金の延べ棒は証券会社の従業員を名乗る人物に浜松駅付近で手渡した。

 

詐欺事件は1人暮らしの高齢者をターゲットにするイメージが強い。だが、近年は40代や50代がだまされるケースも目立つ。特に投資やマッチングアプリが社会に浸透していることもあり、SNS型投資詐欺やSNS型ロマンス詐欺の被害は比較的若い年齢層にも拡大している。

 

■「40代県職員で、これだけの資産」 県民に広がる驚き

しかも、今回は被害者が県職員とあって驚きが広がっている。県民からは次のような声が上がった。

 

「40代でこれだけの資産があり、しかも生活が安定している公務員。なぜ、怪しい話に飛びついてしまったのか疑問」

 

「なぜ40代の県職員が、ここまでの資産を築けるのが不思議。親の遺産や資産運用なのかもしれませんが」

 

「毎日のように詐欺被害のニュースが報じられているのに、40代の公務員が複数回お金を振り込んでしまうほど手口が巧妙なのか。高齢者だけの問題ではないという意識を強く持たないといけない」

 

県警は、SNSを利用した詐欺の特徴に「1件あたりの被害額が高額」、「インターネットバンキングを利用した振り込み」を挙げている。被害を事前に防ぐため、投資を募る相手や業者の評判、商品名やもうけ話のキーワードをインターネットで検索することなどを呼びかけている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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