2026/01/19
「もう性善説は無理」 自称中国籍の男性が富士山で滑落 今年も閉山期間に救助要請
■自称中国籍の20歳男性 右足首をけがして救助要請
危険性が強く呼びかけられていたにもかかわらず、今年も救助要請が出された。閉山中の富士山に登った自称中国国籍の男性が滑落して転倒し、消防に助けを求めた。昨年に続いて、中国籍の登山者が閉山中の富士山で救助要請する事態に、静岡県民からは厳しい声が相次いでいる。
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1月18日午後、富士宮口8合目付近の登山道を下っていた自称中国籍の20歳の男性から、「転落して右足首を負傷し動けない」と119番通報があった。通報を受け、警察と消防の山岳救助隊が男性のもとに向かった。
富士山は現在、全ての登山道が冬季閉鎖期間に入っている。県警地域部地域課は1月5日に公式Xで「開山期以外の富士登山は非常に危険です。道路法第46条の規定により、富士山5合目から山頂の登山道は閉鎖中」と呼び掛けている。
英語と中国でも同様のメッセージを掲載している。違反した場合は6カ月以下の拘禁刑または30万円いかの罰金に処される可能性があるという。

現在は閉山中の富士山
■昨年も中国籍の大学生が…5日間で2度も救助要請
閉山期間中の富士登山をめぐっては、昨年に物議を醸した。4月に中国籍の大学生が5日間で2度も富士山に登って救助要請している。救助にかかる費用は税金でまかなわれているため、ルールを守らない登山者に対しては自己負担や厳罰化を求める声が相次いだ。富士宮市の須藤秀忠市長は、こう述べている。
「二重遭難になる危険もある中で、税金を使って救助隊が命がけで救助している。安易に登った人は自己責任。救助にかかる費用の一定割合を自己負担にすべきだと思う」
須藤市長は、鈴木康友知事に救助費用の自己負担を求める制度の導入を要望した。鈴木知事は理解を示して国に対応を求める考えを示したが、状況に変化はない。
■「自己負担や厳罰化を急いで」 県民から相次ぐ怒り
結局、昨年に続いて今年も中国籍の登山者が閉山中の富士山に登って救助要請する事態が起きた。今回も税金によって救助されるとみられる。これに対し、県民の怒りは大きい。次のような声が上がっている。
「もう性善説は無理。救助費用の全額自己負担や厳罰化を急いでほしい。『日本語が分からない』、『知らなかった』で済ませてはいけない」
「救助隊の方々は命がけで任務にあたっている。危険だと分かっていて、ルール違反する登山者を助ける必要があるのか疑問」
「せっかく富士宮市長が声を上げたのに、県も国も対応が遅すぎる。こんなことに貴重な税金を使ってほしくない」
後を絶たない閉山期間中の富士登山。危険性を呼びかけて登山を控えてもらう段階から、もう一歩踏み込んだ対応が必要な時期に来ているかもしれない。
(SHIZUOKA Life編集部)








