2026/02/03
地上70メートルで猫と散歩? “日本一”の観光地に批判殺到 急きょイベント中止
■三島スカイウォーク ネコと吊り橋渡るイベント中止
三島市の観光地「三島スカイウォーク」で2月2日から予定していたイベント「ネコとおでかけ」が、急きょ中止となった。SNSなどで愛猫家から批判が殺到し、三島スカイウォーク側が開催中止を決めた。イベントに関する情報は全て削除された。
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三島スカイウォークは全長400メートルの日本一長い歩行者専用の吊り橋で、橋の上からは日本一高い富士山や日本一深い駿河湾を同時に堪能できる。安全性や歩行性に加えて、デザインも重視してつくったという。絶景だけではなく、アクティビティやグルメを楽しめるところも観光客に人気の理由だ。
三島スカイウォークでは様々なイベントが開催されている。2月2日から22日までは、飼い主が猫と一緒に吊り橋を渡る「ネコとおでかけ」が企画されていた。現在、愛犬と一緒に渡れる吊り橋を猫にも開放しようと試験的に導入する目的だった。

三島市の吊り橋「三島スカイウォーク」
■愛猫家や専門家 SNSで危険性指摘や中止要望
しかし、吊り橋は地上から70メートルの高さがあることから、猫好きの人たちを中心に批判が相次いだ。犬と猫の違いを指摘し、中止を求める声が大半を占めた。SNSなどでは、以下のようなコメントが並んだ。
「ネコはハーネスを簡単に抜ける。少しの刺激でパニックになる動物なので、暴れて橋から落ちる危険がある。企業が猫の散歩を推奨しないでほしい」
「猫はお出かけに向いていない。事故が起こる予感しかない。見間違えと思うほど理解に苦しむ企画」
「猫を犬と同様に考えるのが間違っている。集客ばかりに目を向けず、専門家らに相談してイベントを企画すべき」
中には、専門家から安全面の問題を指摘するコメントもあった。こうした意見を受け、三島スカイウォークは「皆様よりいただきました多くのご意見を真摯に受け止め、検討しました結果開催を中止することといたしました。本イベントに関するHPの情報やSNS投稿については全て削除させていただきました」とコメントした。
ニャンニャンニャンの語呂合わせで、2月22日の「猫の日」に合わせて企画したイベント。猫への配慮や安全性を欠き、中止に追い込まれた。
(SHIZUOKA Life編集部)








