2026/03/28
勤務中に259日離席 計200時間以上 注意後も“職務放棄” 静岡市職員が停職6カ月
■課長級の60代男性が離席繰り返して懲戒処分 約254万円返納へ
勤務時間中、席にいない――。それが“日常化”していたとみられる。静岡市は3月27日、60代の男性職員を停職6カ月の懲戒処分とした。勤務時間中に繰り返し職場を離れていたという。
逮捕→略式命令に度重なるパワハラ 静岡県職員の懲戒処分に「軽すぎる」の声
静岡市によると、60代の課長級の男性は2023年度と2024年度の勤務で合計259日にわたり、勤務終了時刻より15分早く職場を離れていた。これにより、計64時間45分の職務を怠っていた。
さらに2025年度に入ってからも同様の行為は続き、6月から9月までの間に74日、勤務時間中に正当な理由なく離席。合計で138時間51分に及んだ。問題とされたのは、その“繰り返し”だ。市によると、2025年9月には上司から勤務中の離席について注意を受けていたが、その後も同様の行為を5日間続けていた。
こうした一連の行為について、男性職員を停職6カ月の処分とした。市は地方公務員法に基づき「法令等に従う義務違反」や「職務専念義務違反」などに該当すると判断した。この職員は、職務を怠った時間に相当する給与や手当について、254万円余りを全額返納する意思を示しているという。
今回の件では、管理監督責任も問われた。対象職員を監督していた職員2人に対しては、厳重注意や訓告の措置が取られている。市の総務局長は「市民の行政に対する信頼を損ねたことを深くお詫び申し上げます」とコメント。再発防止に向けて、職員への指導徹底と綱紀粛正を図るとしている。
市民からは「これだけの日数を離席させる前に対処できなかったのだろうか」、「停職処分は軽すぎる。民間企業なら解雇されるのでは」といった声も上がった。
(SHIZUOKA Life編集部)








