2026/05/15
立ち寄った人は注意 はしか患者が静岡市の高速PA利用 全国の感染者は昨年の4倍以上
■はしか患者が新東名高速の清水PA利用 5月6日の正午過ぎ
静岡市が注意を呼びかけている。麻しん(はしか)の患者が感染の可能性がある期間中に、静岡市内の高速道路施設を利用していたことが分かった。不特定多数の人と接触した可能性があるという。
はしかが全国で流行 浜松で親子の感染確認 東京では12年ぶりの事態
静岡市によると、麻しん患者が利用したのは、新東名高速道路の「清水パーキングエリア(静岡市清水区小河内)」。利用日時は5月6日午後0時15分から午後1時30分頃とされている。市は患者の特定を避けるため、利用した具体的な場所を明らかにしていない。
患者は静岡県外から別の都道府県へ向かう途中で立ち寄ったといい、市内で確認されている利用場所はこの施設のみだという。麻しんは感染力が非常に強いことで知られ、空気感染のほか、飛沫や接触でも感染する。市は、同じ空間にいただけでも感染する可能性があるとして注意を呼びかけている。
一方で、麻しんウイルスは空気中での生存期間が2時間以下とされており、市は「現時点で施設を利用しても感染の心配はない」と説明している。市によると、麻しんの潜伏期間は通常10〜12日間、最大で21日間。38度程度の発熱や咳、鼻水など風邪に似た症状が数日続いた後、39度以上の高熱や発疹が出るという。
接触した可能性がある人については、5月27日頃まで体調の変化に注意するよう呼びかけている。発熱や発疹などの症状が出た場合は、事前に医療機関へ連絡した上で受診してほしいとしている。受診時は公共交通機関の利用を避け、マスクを着用するよう求めている。
また、市は予防策としてワクチン接種の重要性も説明している。麻しんは手洗いやマスクだけでは十分に予防できず、予防接種が有効とされている。
麻しんは全国的に拡大している。今年に入って全国の感染者は460人を超え、昨年の4倍を超えるペースとなっている。静岡県内でも4月に、浜松市の親子の感染が確認されている。
(SHIZUOKA Life編集部)







