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2026/06/21

“ひそかに”進化中 静岡市の温浴施設 ビュッフェと売店リニューアル 7月にはマンガ空間も

■駿河健康ランド ビュッフェ会場と売店を刷新

富士山と駿河湾を望む温浴宿泊施設として知られる静岡市の「駿河健康ランド」が、館内の一部をひそかにアップデートしていた。大々的な全面改装ではないが、朝食会場や売店の使い勝手を見直し、館内で過ごす時間をより快適にするリニューアルとなっている。

 

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施設を運営するクア・アンド・ホテルによると、駿河健康ランドは今年6月1日から3日までの休館期間中、12階の朝食会場と1階売店を改装した。さらに、3階のマンガコーナーと休憩スペースもリニューアルを進めており、7月に新たにオープンする予定となっている。

 

駿河健康ランドは、2002年4月に開業した24時間営業の温浴宿泊施設。大浴場や露天風呂、サウナ、宿泊施設、飲食店などを備え、日帰り利用から宿泊まで幅広い使い方ができる。地元の利用者にとっては、温泉やサウナだけでなく、食事や休憩も含めて長く過ごせる施設として親しまれてきた。

 

今回のリニューアルで大きく変わったのが、12階にある朝食ビュッフェ会場だ。これまで壁際に配置されていたビュッフェ台をフロアの中央へ移した。料理を取りに行く導線を見直し、利用者が好きな料理から自由に選びやすいレイアウトに変更。決まった順路に沿って並ぶのではなく、会場内を移動しながら料理を取りやすくすることで、混雑時にも使いやすい空間を目指している。

ビュッフェ会場をリニューアル

■海を眺めながらの朝食 売店は商品数を拡大

新たに導入されたビュッフェ台は、砂浜をイメージした白い天板を採用したオリジナルデザインだという。周辺には30個のスポットライトを設置し、静岡名物を含む料理を明るく照らす。窓の外には駿河湾の景色が広がり、旅先の朝や宿泊時の朝食を印象づける空間になっている。

 

旅行や近場の宿泊で、朝食の満足度は滞在全体の印象を左右しやすい。海を眺めながら料理を選べる朝食会場は、県外から訪れる観光客だけでなく、近場で少し非日常を味わいたい県内客にも関心を集めそうだ。

 

1階の売店も雰囲気を変えた。売店では静岡のお土産品や菓子、ご当地飲料、滞在中に使える日用品、施設のオリジナルキャラクター「癒しの妖精ゆっぴ〜♪」のグッズなどを扱っている。今回の改装では、木材を使った背の高い商品棚を導入し、陳列できる商品数を増やした。

 

照明は暖色系で統一し、店内を歩きながら商品を選びやすい空間にした。有人レジは撤廃し、セルフレジを中心としたレイアウトに変更。売り場面積も広がり、温泉や食事の後に立ち寄りやすい売店へと整えた。

 

24時間営業の施設では、売店の使いやすさも滞在の快適さにつながる。深夜や早朝に必要なものを買ったり、帰る前に静岡土産を選んだりできる点は、宿泊客や日帰り客にとっても利便性が高い。

新しくなった売店は商品数も増加

■マンガコーナーもリニューアル 7月にオープン予定

さらに、今後の注目は3階のマンガコーナーと休憩スペース。現在リニューアルが進められており、7月に新たにオープンする予定となっている。プライベート感のある「おこもりスペース」の設置や、マンガ冊数の大幅な増加が見込まれている。

 

温浴施設は、お風呂やサウナが主役になりやすい。一方で、入浴後に食事をしたり、休憩したり、マンガを読んだりして、館内で長く過ごす利用スタイルも広がっている。今回のリニューアルは、そうした「お風呂以外の時間」に目を向けたものといえる。

 

駿河健康ランドは、全419室の客室を備え、和室や洋室、特別室などの宿泊プランを用意している。館内には和洋中、そば、焼肉、寿司などの飲食施設もあり、ビジネス利用から家族旅行まで幅広い利用に対応する。朝食会場、売店、そして7月に予定されているマンガ・休憩スペースの刷新。温泉やサウナだけでなく、館内で過ごす時間そのものを整える動きが進んでいる。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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