2026/06/24
また“あの街”が1位 東海の住みここちトップ4は愛知 静岡の人気自治体は5位に後退

地球博記念公園(モリコロパーク)で知られる長久手市
■東海4県の住みここち 1位は7年連続で愛知県長久手市
東海エリアに住む人たちが「この街に住んでいてよかった」と感じる場所はどこなのか。約10万人の回答をもとにした「住みここちランキング」で、上位4自治体を愛知県勢が占めた。1位は7年連続で“あの街”。静岡県内で最も順位が高かった人気の自治体は、前年の3位から5位に順位を下げた。
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大東建託が「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2026<東海版>」を発表した。東海エリアは愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の4県が対象で、現在住んでいる街への満足度を示す「住みここちランキング」は1位から4位まで愛知県の自治体が占めた。
1位は愛知県長久手市だった。長久手市は2020年以降、7年連続のトップとなった。2位は名古屋市昭和区、3位は名古屋市千種区、4位は名古屋市東区。名古屋市内の行政区が上位に並び、東海4県の中でも愛知県勢の存在感が目立つ結果となった。
長久手市は、名古屋市の東側、豊田市の西側に位置するベッドタウン。宅地開発が進む新興住宅地で商業施設が多い一方、自然も残る。人口も増加傾向にあり、暮らしやすさを感じる人が多い街として、今年も高い評価を受けた。
「また長久手市か」と感じた人もいるかもしれない。7年連続の1位という結果は、単年の話題性だけでは説明しにくい。買い物のしやすさ、名古屋方面への距離感、住宅地としての落ち着き、自然環境など、日々の暮らしに関わる要素が重なっていることがうかがえる。

長泉町の街並み(公式HPより)
■静岡県の最上位は長泉町の5位 「住みたい街」は静岡市と浜松市が上位
静岡県内で最も順位が高かったのは長泉町だった。長泉町は前年の3位から5位に順位を下げたものの、静岡県内ではトップを維持した。長泉町は静岡県東部に位置し、三島市や沼津市に隣接している。新幹線が停車する三島駅にもアクセスしやすく、東名高速道路や新東名高速道路も利用しやすい。県内では住みやすい街として知られてきた自治体であり、今回も東海全体で5位に入った点は変わらない。
長泉町に続いて上位に入ったのは、三島市の20位だった。そのほか、トップ50には静岡市葵区(22位)、駿東郡清水町(30位)、静岡市駿河区(32位)、浜松市浜名区(35位)、浜松市中央区(46位)がランクインした。中でも、静岡市葵区は2020年の33位から大幅に順位を上げている。長期的に見ると、評価を高めている自治体の1つといえる。
住みここちランキングでは愛知県勢が上位を占めた一方、「住みたい街ランキング」では静岡県の主要都市も存在感を見せた。1位は名古屋市、2位は東京23区、3位は横浜市で、トップ3は5年連続で同じ顔ぶれとなった。その後に、4位で静岡市、5位で浜松市が続いた。
静岡市は県都として行政や商業機能が集まり、海や山も近い。浜松市は県西部の中心都市で、ものづくりや音楽の街としても知られる。実際に住んでいる人の満足度を示す「住みここち」と、これから住んでみたい街を選ぶ「住みたい街」は必ずしも一致しない。それでも、静岡県内の2市がトップ5に入ったことは、東海エリアの中で一定の関心を集めている結果といえる。
調査は、東海エリアに住む20歳以上の男女を対象にインターネットで実施された。住みここちランキングは、2022年から2026年までの5年分の回答を中心に累積して集計している。対象者は合計9万8439人で、2026年調査だけでは2万1667人だった。
順位だけで街の価値が決まるわけではない。それでも、自分が暮らす街や近くの自治体がどう評価されているのかを知ると、普段の街の見え方も少し変わってくる。
(SHIZUOKA Life編集部)









