2026/07/09
「顔を見て癒やされた」 繰り返し女性につきまとい 県危機管理部の50代職員が懲戒処分
■危機管理部の職員が減給処分 「適性のない部署」の声も
釈明は呆れる内容だった。「きれいな方で、顔を見て癒やされた」。路上で見かけた女性に繰り返しつきまとったとして、ストーカー規制法違反の疑いで書類送検された静岡県の50代男性職員が懲戒処分を受けた。
危機管理部は大丈夫!? 台風に伴う竜巻の対応でも県民から厳しい声
県は7月8日、危機管理部に所属する課長級の50代男性職員を、減給10分の1、3カ月の懲戒処分にしたと発表した。この男性職員は昨年10月から11月、スポーツジムへ向かう途中に路上で見かけた女性に計4回つきまとったとされる。
男性は12月にストーカー規制法違反の疑いで書類送検され、警察から警告書を受けた。静岡地検は今年5月、不起訴処分とした。処分理由は起訴猶予だった。県の事情聴取に対し、こう話しているという。
「きれいな方で、顔を見て癒やされた。公務員の信用を失墜させる行為をしてしまい、大変反省している」
県民からは、厳しい声が相次いでいる。処分を受けたのが危機管理部の職員だったことから、「相手に身の危険を感じさせてしまうとは。全く適性のない部署に配属されている」、「50代にもなって、聞いている方が恥ずかしくなる釈明」などと呆れている。

県職員の懲戒処分を発表した静岡県
■公文書偽造、申請なく休暇取得 他に職員2人が懲戒処分
また、県は他にも職員2人を懲戒処分にした。健康福祉部の出先機関に勤務する主任級の30代男性職員は、停職2カ月となった。こども政策課などに所属していた2023年度から2025年度までの間、次世代育成支援企業「こうのとりカンパニー」の認証事務を巡って、計17件の不適切な処理をしていた。
関係課の意見書を偽造したほか、決裁を受けていない認証書に知事印を押して発行したという。事務処理を最長9カ月間放置したケースもあった。男性職員は「仕事の優先順位をうまくつけられず、計画的に進められなかった」と説明している。
総務部職員厚生課の主査級の40代女性職員は、減給10分の1、3カ月の処分を受けた。2022年度から2025年度にかけ、休暇取得の申請をしないまま、計62日にわたって休んでいた。付与された休暇日数を超え、18日分の欠勤が生じた。女性職員は「日々の業務に追われ、申請を失念していた」と話しているという。
この2件の懲戒処分についても「処分が軽すぎる。公文書偽造は犯罪行為ではないのか」、「付与された以上の休暇を取得しているのに、日々の業務が忙しいという説明が理解できない。4年にわたって申請なしに休暇を取得できる県の仕組みもおかしい」といった指摘があった。
(SHIZUOKA Life編集部)








