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2026/08/05

平均年収900万円超は全国で3行 トップ奪還した銀行は? 静岡県内4行は224万円の差

■銀行の年収ランキング 三井住友銀行がトップに返り咲き

同じ銀行員でも、平均年間給与には223万9000円の差があった。2025年度の全国98行平均は684万円。静岡県と愛知県に本店を置く6行を各行の開示資料で確認すると、最も高い静岡銀行は812万5000円、最も低い静岡中央銀行は588万6000円だった。全国ランキングでは、三井住友銀行が933万8000円で4年ぶりに首位へ返り咲いた。

 

トップは1人で134億円 トヨタ会長は全国7位の21億円 役員報酬ランキング

 

東京商工リサーチが「TSRデータインサイト」で公表した調査によると、国内98行の2025年度の平均年間給与は684万円、中央値は675万5000円だった。平均年間給与は基本給与に賞与と基準外賃金を加えた金額で、大手行7行、地方銀行61行、第二地銀30行を集計している。

 

全国トップは三井住友銀行の933万8000円だった。初めて900万円を超え、2021年度以来4年ぶりに首位へ返り咲いた。2位は前年トップだったあおぞら銀行の927万7000円、3位は三菱UFJ銀行の914万3000円で、900万円以上は3行だった。

 

業態別の平均は、大手行が854万4000円、地方銀行が698万9000円、第二地銀が613万5000円。大手行と地方銀行では155万5000円、地方銀行と第二地銀では85万4000円の差があった。

静岡県内の銀行で最も平均年収が高かった静岡銀行

■静岡県トップは静岡銀行の812万円 2位のスルガ銀行は797万円

各行や持株会社の有価証券報告書によると、静岡県に本店を置く4行で平均年間給与が最も高かったのは、静岡銀行の812万5000円だった。従業員数は2687人、平均年齢は38.4歳で、平均年間給与は前年度から5.3%増加した。同行は増加の主な要因として、定例給与の3.0%相当のベースアップと賞与の増額を挙げている。

 

スルガ銀行は797万4000円で、前年度比3.92%増。従業員数は1169人、平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は20.9年だった。静岡銀行とスルガ銀行は、全国98行の平均684万円をそれぞれ128万5000円、113万4000円上回った。

 

清水銀行は623万6000円で、前年度比1.152%増。従業員数は846人、平均年齢は40.4歳だった。静岡中央銀行は588万6000円で、前年度比0.5%増。従業員数は427人、平均年齢は38.4歳、平均勤続年数は14.5年となっている。静岡県内4行で最も高かった静岡銀行との差は223万9000円だった。

 

■あいち銀行は663万9000円 と名古屋銀行の差は1万円

愛知県では、あいち銀行の平均年間給与が663万9000円だった。従業員数は2231人、平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は16.8年で、前年度から2.8%増加した。この数字は、親会社のあいちフィナンシャルグループが有価証券報告書で、グループ内の「当事業年度における従業員数が最も多い会社」として開示したあいち銀行の数値である。

 

名古屋銀行は662万9000円で、あいち銀行との差は1万円だった。従業員数は1687人、平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は17.0年で、前年度比4.34%増となった。

 

静岡県と愛知県に本店を置く6行では、平均年間給与の水準に200万円を超える開きがある一方、いずれも前年度を上回った。ただし、各行では平均年齢や勤続年数、管理職の割合、職種や雇用形態の構成が異なる。平均年間給与は行員一人ひとりの給与を示す数字ではなく、金額だけで待遇を単純に比較することはできない。

 

全国でも、前年度と比較できる63行のうち59行(93.6%)で平均年間給与が増えた。東京商工リサーチは、金利上昇による銀行の収益改善に加え、専門人材の確保、新卒初任給の引き上げなどを背景に、年収上昇の流れが加速していると分析している。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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