2025/12/31
「義実家は正直しんどい」 3人に1人の本音 年末年始に広がる新しい帰省の形
■「気を遣う」、「地元話が多い」 義実家への帰省に消極的な理由
年末年始の恒例行事である「帰省」。楽しみにしている人も多い中、義実家への帰省に「気が重い」と感じている人が少なくない実態が明らかになった。一方で近年話題となっている、夫婦が別々に実家へ帰る「セパレート帰省」は、前向きな声が多数派となっている。年末年始の過ごし方は今、大きな転換点を迎えているようだ。
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生活総合情報メディア「ヨムーノ」は、2025年から2026年にかけた年末年始の帰省に関するアンケートを実施した。その結果、全体の62.7%が日帰りまたは宿泊を伴う帰省をすると回答した。実家・義実家ともに帰省する予定はないと答えた割合は37.3%で、前年の調査から7.6ポイント上昇。帰省を見送る家庭が増えている傾向が表れた。帰省先別に見ると、実家に帰省する人は55.7%、義実家に帰省する人は44.3%で、義実家よりも実家への帰省が多かった。
交通費や宿泊費、土産代などを含めた1回あたりの帰省費用は、「1万円〜2万9999円」が20.0%で最も多かった。次いで、「1000円〜2999円」が13.0%、「5000円〜6999円」が11.0%となった。「10万円以上」と回答した人も8.0%おり、帰省先が遠方の場合や家族の人数が多い場合など、費用負担が大きくなるケースもみられる。
義実家への帰省についての印象を聞いたところ、「とても楽しみ」と「どちらかというと楽しみ」の回答は合わせて43.7%だった。「どちらかというと気が重い」と「とても気が重い」は30.9%で、3人に1人ほどが義実家への帰省に心理的な負担を感じていることが分かった。アンケートでは、気が重い理由に以下のようなコメントが寄せられた。
・義両親に気を遣うし、旅費がかなりかかる
・自分の分からない地元話が多い
・泊まるスペースが狭い
■広がる「セパレート帰省」 約64%が前向き
実家と義実家、それぞれの帰省で楽しみなことを複数回答で聞いたところ、実家への帰省では「家族に会える」が51.3%で最多だった。「子ども(孫)の成長を見せられる」が43.0%、「ゆっくり休める」が37.3%と続いた。一方、義実家への帰省では「特になし」と答えた人が42.4%で最も多く、実家との間で意識の差が浮き彫りになった。
近年増加傾向にある、夫婦が別々に実家へ帰省する「セパレート帰省」は今年実施する予定、または過去に経験したことがある人を合わせると約4人に1人に上った。さらに、「経験はないがしてみたい」と答えた人を含めると63.9%が前向きな姿勢を示している。それぞれの親と気兼ねなく過ごせることや、ペットの世話、高齢の親のケアなどが理由に挙げられ、家庭ごとの事情が背景にある。
今回の調査からは、年末年始の帰省が、かつてのような「当然の慣習」から、「家庭ごとに選ぶもの」へと変化している様子が浮かび上がった。長期滞在や夫婦そろっての帰省にこだわらず、無理のない距離感や過ごし方を選択する家庭が増えているようだ。調査は2025年12月に、30〜59歳の子どもがいる既婚女性158人を対象に実施された。
(SHIZUOKA Life編集部)







