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2026/01/01

お年玉の常識が変わった? 子どもに渡さない家庭4割弱 相場の最多は1000円台

■2026年のお年玉 「渡さない」が最多37.6%

正月の恒例行事である「お年玉」をめぐって、家庭の考え方に変化が表れている。子育て世帯向けの調査によると、2026年のお正月に子どもへお年玉を「渡さない」家庭が4割弱に上り、最も多い選択肢となった。一方、渡す場合の金額は「1000円台」が中心で、全体的に控えめな傾向となっている。

 

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子育て世帯向けおでかけ情報メディア「いこーよ」を運営するいこーよファミリーラボは、全国の「いこーよ」会員463人を対象にインターネット調査を実施した。「2026年のお正月に、お子さんへお年玉を渡しますか」との質問に対し、最も多かった回答は「渡さない」で、全体の37.6%を占めた。次いで多かったのは「1000円台」で19.7%。「999円以下」が12.1%、「3000円台」が10.8%と続いている。

 

高額なお年玉は少数派で、「1万円以上」と答えた家庭は3.7%にとどまった。今回の調査では、回答者の子どもの年齢が未就学児を中心としていることもあり、現実的で抑えた金額設定が多くなっている。

お年玉は1000円台が中心というアンケート結果

■小学校高学年も21%は「渡さない」 5000円と並んで最多

年齢別に見ると、0〜2歳の乳幼児では「お年玉を渡さない」が68.6%と突出していた。3〜5歳の未就学児でも43.7%が「渡さない」と回答している。

 

小学校低学年(6〜8歳)になると、「1000円台」が30.0%で最多となるが、「渡さない」も28.3%と拮抗した。小学校高学年(9〜11歳)では、「5000円台」と「渡さない」がともに21.1%で並び、年齢の上昇とともに金額が上がる傾向が見られる一方、一定数はあえて渡さない選択を続けていることも分かる。

 

お年玉を単なるお金のやり取りで終わらせたくないと考える保護者も多い。調査では、68.0%が「お年玉をきっかけに家庭でマネー教育をしたい」と回答した。一方で、実際のお金の管理については慎重な姿勢が目立つ。「親がすべて管理する」が51.8%、「子どもが一部持ち、親が管理する」が38.0%で、約9割の家庭で親が管理に関与している。

 

お年玉を通じて学ばせたい内容については、「お金の使い方」が68.5%で最多となった。次いで「お金の貯め方」が41.0%、「お金の増やし方(投資など)」が22.9%と続いている。日常生活に直結する「使う」「貯める」といった基本的な金銭感覚を重視する家庭が多い中、投資など一歩進んだテーマに関心を示す声も一定数見られた。

 

■電子マネーは1.5% お年玉は手渡しが圧倒的多数

キャッシュレス決済が広がる中でも、お年玉については現金が圧倒的に主流となっている。調査では、「お年玉を電子マネーで渡す予定がある」と答えた家庭は1.5%にとどまった。日常のお小遣いでは約1割が電子マネーを利用した経験があり、お年玉は従来の習慣を重視する傾向が強いことが浮き彫りとなった。

 

今回の調査からはお年玉を「必ず渡すもの」と考える家庭が減少しつつあり、渡す場合には金額よりも教育的な意味合いを重視する姿勢が強まっていることが読み取れる。お年玉を巡る価値観は、各家庭の考え方や子どもの成長段階に応じて、多様化が進んでいるようだ。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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