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2026/04/24

人気の移住先ランキング 上位の共通点は? 1位は加賀市 静岡県からもトップ30入り

■移住前の体験がカギ トップ3の自治体は“お試し”が人気

「どこに住むか」だけでなく、「どう働くか」まで含めて考える人が増えている。移住先として注目を集める地域のランキングが発表され、石川県加賀市が1位となった。静岡県内からは、南伊豆町がトップ30に入った。

 

【ランキング】移住したい都道府県1位は? 静岡県は4位タイ トップ10発表

 

移住マッチングサービス「SMOUT(スマウト)」を運営するカヤックは、ユーザーの関心度をもとにした「移住先ランキング2025」を発表した。全国の市区町村を対象にしたランキングで、約9万人のユーザーが示した「移住に興味がある」という意思表示を集計している。

 

集計の結果、1位に選ばれたのは石川県加賀市だった。移住先の候補地として人気の理由は、工芸と観光をテーマにしたフィールドワークにある。空き店舗を改装した図書館での店番体験や水引細工のワークショップを通して、温泉街の暮らしを体験できる。また、空き家の活用を目的とした最大3泊4日の無料お試し住宅も共感を集めている。

 

2位は長野県伊那市だった。棚田での自然栽培を体験しながら、2〜4週間の滞在で仕事も暮らしも試せる「ふるさとワーキングホリデー」が好評。宿泊・レンタカー・ガソリン代が無料で、地域交流も含めて伊那でのリアルな生活がイメージできる。

 

3位は長崎県新上五島町。興味を集めたのが、漫画家オーナーが営むカフェの接客スタッフ募集。「漫画×カフェ×島暮らし」というユニークな世界観と、目の前がビーチの家電完備・家賃2万円の住居付きで支持を集めた。

ランキングトップの石川県加賀市

■人気の移住先トップ30発表 静岡県最上位は南伊豆町の28位

上位に共通するのは、単なる「住みやすさ」だけでなく、地域との関わり方を体験できる仕組みだ。短期滞在や仕事体験など、移住前に地域の暮らしを試せる取り組みが評価されている。トップ30の自治体は以下の通りとなった。

 

【人気移住先ランキング トップ30】

1位:石川県加賀市

2位:長野県伊那市

3位:長崎県新上五島町

4位:山口県萩市

5位:長野県白馬村

6位:鳥取県智頭町

7位:鹿児島県屋久島町

8位:東京都小笠原村

9位:島根県海士町

10位:福井県南越前町

 

11位:沖縄県石垣市

12位:兵庫県多可町

13位:北海道別海町

14位:兵庫県豊岡市

15位:長野県茅野市

16位:宮崎県椎葉村

17位:福島県川俣町

18位:鹿児島県和泊町

19位:高知県宿毛市

20位:沖縄県宮古島市

 

21位:滋賀県米原市

21位:長野県飯田市

22位:長野県池田町

23位:福島県田村市

24位:沖縄県伊平屋村

25位:京都府京丹後市

26位:栃木県那須塩原市

27位:高知県安田町

28位:静岡県南伊豆町

29位:三重県尾鷲市

30位:岡山県倉敷市

静岡県から唯一トップ30に入った南伊豆町

静岡県からは、伊豆半島の南端に位置する南伊豆町が28位に入った。温暖な気候や豊かな自然環境を生かした暮らしが特徴で、海や山に囲まれた環境に加えて、空き家の活用や移住支援の取り組みも進められている。

 

移住相談の件数は過去最多を更新するなど、地方への関心は高まり続けている。かつては「思い切った決断」とされていた移住だが、短期滞在や副業的な関わり方など、多様な選択肢が広がったことで、より身近なものになりつつある。

 

今回のランキングに名を連ねた地域は、その変化の中で「試しやすい環境」を整えている点が共通している。宿の手伝いをする代わりに無料で滞在できる仕組みや仕事と住まいがセットになった求人など、暮らしと仕事を一体で考える動きが広がっている。背景には、地方の人手不足や、都市部での働き方の見直しがあるとみられる。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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