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2026/06/18

ふるさと納税返礼品 1位はトイレットペーパー 静岡の“紙のまち”存在感 物価高で日用品人気

■富士市のトイレットペーパー 返礼品ランキング1位

ふるさと納税の返礼品ランキングで、今年上半期の1位に選ばれたのはトイレットペーパーだった。肉や海鮮、果物ではなく、日々の暮らしに欠かせない日用品がトップに立った。物価高が続く中、ふるさと納税の使い方にも変化が表れている。

 

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ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」の人気返礼品ランキングが発表された。集計期間は今年1月1日から5月31日までで、寄付件数をもとに順位をまとめている。

 

ランキングで1位となったのは、静岡県富士市の「エコロジープレミアム トイレットペーパー ダブル 96ロール 日用品」だった。2位には栃木県小山市の「ボックスティッシュ」が入った。さとふるによると、日用品がランキングの1位と2位を独占したのは初めてだという。

 

さらに、7位と8位にも静岡県富士宮市のトイレットペーパーがランクインした。トップ10のうち4品を日用品が占める結果となり、返礼品選びで生活必需品の存在感が高まっている。

写真はイメージ

■日用品の返礼品が人気 背景に物価上昇

ふるさと納税の返礼品といえば、各地のブランド肉や魚介類、フルーツなどを思い浮かべる人も多い。一方で、今回のランキングからは、毎日の生活で必ず使うものを選ぶ動きが広がっていることがうかがえる。

 

静岡県内からは、1位の富士市に加え、7位と8位に富士宮市の返礼品が入った。トップ10のうち3品を静岡県の紙製品が占めたことになる。

 

富士市や富士宮市を含む富士地域は、古くから製紙業が盛んな地域として知られている。富士市は1位の返礼品について「原料に再生紙を使用しながらも、柔らかな肌触りを実現した、環境にも人にもやさしいトイレットペーパー」とコメントしている。紙のまちとして知られる富士地域の製品が、ふるさと納税のランキングでも存在感を示した形だ。

 

日用品が上位に入った背景について、さとふるは物価上昇の影響を挙げている。食料品や生活用品の値上がりが続く中で、ふるさと納税を活用して家計の負担軽減につながる返礼品を選ぶ人が増えているとみられる。寄付者のレビューにも、「毎日使うものなので助かる」「生活に必要なものを返礼品で受け取れることがありがたい」といった声が寄せられているという。

 

■米もランキング上位 炭酸水は初のトップ10入り

これまでのふるさと納税では、「せっかくだから普段は買わないものを選ぶ」という使い方も目立っていた。今回のランキングでは、そうしたごほうび感のある返礼品に加え、暮らしの中で消費するものを選ぶ傾向も強まっている。

 

ランキング全体を見ると、3位は宮城県気仙沼市の「訳あり 鮭 切身 約2kg」、4位は茨城県境町の「米 10kg」、5位は山梨県山梨市の「シャインマスカット 2房 約1kg」だった。

 

6位には千葉県大網白里市の「コシヒカリ 10kg」が入った。さとふるによると、この返礼品は寄付額の見直しもあり、3月の寄付件数が前月比で大きく伸びたという。価格や内容量への関心の高さが、ランキングにも反映されたとみられる。

 

9位は愛知県西尾市の「むきえび 1.6kg」、10位は山梨県富士吉田市の「強炭酸水 500ml×35本」だった。炭酸水は今回、初めて上半期ランキングのトップ10に入った。肉や海鮮、果物といった定番の返礼品も根強い人気を保つ一方で、米やトイレットペーパー、ティッシュ、炭酸水など、日常的に使うものも上位に並んだ。

 

ふるさと納税の返礼品選びは、地域の特産品を楽しむだけでなく、日々の暮らしを支えるものへと広がっている。今年上半期のランキングは、物価高の中で生活者がふるさと納税に求めるものの変化を映し出している。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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