2026/06/28
愛知県最大級サウナに変身 30年続くスーパー銭湯リニューアル 浜松から日帰り圏
■一宮市の「スパアクアス湯友楽」 リニューアルオープン
休日に遠出するほどではないが、少しだけ非日常を味わいたい。そんな日に立ち寄りたい温浴施設が、愛知県一宮市で生まれ変わった。浜松方面から車で約1時間半と日帰りできる距離にあることから、静岡県民の利用も見込めそうだ。
【写真を見る】サウナやプールも完備 浜松市の「完全貸切プライベート施設」
一宮市開明にある温浴施設「美彩都 湯友楽」が大規模リニューアルし、6月18日に「スパアクアス湯友楽」としてオープンした。1996年の開業以来、地域で親しまれてきたスーパー銭湯で、30年の節目に館内設備やサウナ、食事処などを刷新した。
リニューアルの目玉となるのが、「愛知県最大級」とうたうスタジアムサウナだ。男性用のメインサウナは40人以上を収容できる規模で、5段と6段の左右非対称のタワー形状になっている。下段と上段で20℃以上の温度差があり、体調や好みに合わせて座る場所を選べる。オートロウリュウにも対応している。
サウナはメインサウナだけではない。男性側には、照明を落とした空間で汗を流す「瞑想サウナ」も設けられている。女性側にはアロマの香りを楽しめるサウナや、樽型のバレルサウナがあり、サウナ初心者から慣れた利用者まで過ごしやすい構成となっている。

温度・機能ともにバラエティに富んだ内風呂
■水風呂は2種類 岩盤浴エリアは男女一緒に利用可能
サウナ後の水風呂にも工夫がある。露天エリアには温度帯の異なる2種類の水風呂を用意した。水温約12℃の「深水風呂」はしっかり冷やしたい人向けで、約16℃の「浅水風呂」は比較的入りやすい設定となっている。
露天エリアはテニスコート1面分を超える広さに拡張されており、高濃度炭酸風呂や壺湯、腰掛湯なども並ぶ。サウナだけに特化せず、スーパー銭湯らしい湯めぐりの要素を残したのが特徴で、屋内も含めると浴槽は全12種類にのぼる。
岩盤浴エリアも整備された。男女一緒に利用できる岩盤浴では、スタッフが熱風を送る手動ロウリュウを実施する。汗を流した後に体を冷やすクールルームや、外気を感じられる岩盤テラスもある。約6000冊の漫画・雑誌とフリーWi-Fiも完備されており、風呂やサウナとはまた違ったペースで長時間滞在できる空間となっている。
入浴料は大人が平日850円、土日祝950円。岩盤浴は別料金で、平日500円、土日祝600円となっている。営業時間は午前9時から深夜0時までで、金曜と土曜は深夜1時まで営業する。

高濃度炭酸泉や美肌立ち湯など開放的な露天エリア
■食事のメニューも充実 浜松からは車で約1時間半
食事処では、サウナ後を意識したメニューもそろえる。スンドゥブチゲやベトコンラーメン、台湾まぜそば、石焼きビビンバなどのいわゆるサウナ飯のほか、味噌かつやどて煮、手羽先揚げといった名古屋めしも並ぶ。入浴だけでなく、食事まで含めてゆっくりと過ごせる施設になっている。
一宮市は、明治以降に毛織物の産地として発展した「尾州」の中心地の一つとして知られる。運営会社の前身も、もともとは車のシートを染める染色工場だったという。染色業で使っていた給排水設備やボイラーなどを生かす形で温浴業に転換し、スーパー銭湯として歩みを始めた。今回のリニューアルは、そうした水に関わる歴史を持つ施設の新たな節目でもある。
「スパアクアス湯友楽」は名鉄尾西線の開明駅から徒歩約5分の場所に位置する。無料駐車場は約230台分あり、車での利用もしやすい。浜松方面からは高速道路を使って約1時間半から2時間が目安。静岡市方面からもやや距離はあるものの、サウナ、風呂、岩盤浴、食事と1日ゆっくりと過ごす楽しみ方もできる。

静岡県からも日帰りで楽しめる「スパアクアス湯友楽」
■施設概要
施設名:スパアクアス湯友楽(旧:美彩都 湯友楽)
住所:愛知県一宮市開明字神明郭5
営業時間:午前9時~翌日午前0時(金・土曜は翌日午前1時まで)
(SHIZUOKA Life編集部)








