2026/09/30
20年続いた行列店の後継 静岡市に新たな食堂オープン サクラエビのかき揚げや海鮮丼
■「浜のかきあげや」の跡地 「しずまえ食堂」がオープン
20年にわたって親しまれた行列店の跡に、新たな食堂が間もなくスタートする。静岡市清水区の由比漁港に10月2日午前11時、「由比漁港 しずまえ食堂」がオープン。サクラエビのかき揚げ丼をはじめ、天然本まぐろや地魚などを使った海鮮丼を提供する。
閉店発表後は普段以上の行列 20年の歴史に幕を下ろした「浜のかきあげや」
「しずまえ食堂」は6月に閉店した「浜のかきあげや」の後継店で、閉店時には同じ場所に新しい食堂が10月上旬にオープンすることが発表されていた。その後、建物の改装が進み、オープン日は10月2日に決定。開店に向けた準備が進んでいる。
改装によって、外観は黒と白を基調に木目を取り入れた装いに変わった。店頭には写真付きのメニュー案内も掲示されている。サクラエビを使った「桜えびかき揚げ丼」は1800円。「桜えびかき揚げそば・うどん」は1250円で販売する。いずれも駿河湾産のサクラエビを使う。
サクラエビ以外の海の幸も並ぶ。清水港直送の「天然本まぐろ丼」は3000円。大トロ、中トロ、赤身を盛り合わせ、部位ごとの味を楽しめる。「しずまえ海鮮丼」は2800円。天然本まぐろのほか、駿河湾産のサクラエビ、由比港のシラス、由比沖で取れる「倉沢の鯵」などを盛り付ける。サクラエビを中心としていた「浜のかきあげや」と比べ、扱う海の幸の種類が広がる。

「浜のかきあげや」から外観も新しくなった「しずまえ食堂」
■海の幸を幅広く提供する「しずまえ食堂」 営業日数も拡大
同じ場所では、2006年から由比港漁協の「浜のかきあげや」が営業してきた。由比名物のサクラエビを使ったかき揚げ丼や生サクラエビ丼、そば・うどんなどが並び、春や秋のサクラエビの漁期を中心に県内外から多くの人が訪れた。
しかし、今年6月28日に約20年の歴史に幕を下ろした。閉店発表後は「最後にもう一度食べたい」と足を運ぶ人が増加。営業最終日まで、多くの客でにぎわった。
新たにオープンする「しずまえ食堂」の店名に入っている「しずまえ」は、静岡市の前浜を指す。市内には用宗漁港、清水港、由比漁港があり、これらの港で水揚げされる魚介類は「しずまえ鮮魚」と呼ばれている。新店舗ではサクラエビだけにとどまらず、シラスや地魚、天然本まぐろなど、幅広い海の幸を提供する。
営業スタイルも変わる。「浜のかきあげや」は金、土、日曜と祝日を中心に午前10時から午後2時まで営業していたが、新店舗は水曜を除いて営業する。約20年間親しまれた「浜のかきあげや」の閉店から約3カ月。名物だったサクラエビのかき揚げを受け継ぎながら、地元の魚介へとメニューを広げた新たな食堂が、由比漁港でスタートする。
■店舗概要
店名:由比漁港 しずまえ食堂
住所:静岡市清水区由比今宿1127
営業時間:午前9時~午後7時(1~3月、6~10月は午前11時~)
定休日:水曜日
(Risa Suzuki/鈴木 梨沙)








