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2026/10/06

愛知県で初の人口減少 54自治体のうち45で減少 30万人以上の6市で増加は名古屋だけ

■愛知の人口5年で1.3%減少 全国平均2.5%減、静岡は4.6%減

愛知県の人口が、1950年以降の国勢調査で初めて減少した。2025年国勢調査の確定値では、県内54市町村のうち人口が増えたのは9市町にとどまった。長久手市が5年前より5.5%増えた一方、10%を超える人口減少となった町や村もあり、地域差が鮮明になっている。

 

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総務省が公表した2025年国勢調査の確定値によると、10月1日時点の愛知県の人口は744万8043人だった。2020年の前回調査から9万4372人、1.3%減少した。

 

全国の人口は2020年から2.5%減少しており、愛知県の減少率1.3%は全国平均を下回った。隣接する静岡県は4.6%減で、愛知県より3.3ポイント大きい減少となっている。

 

愛知県の人口は1950年の国勢調査以降、増加を続けてきたが、今回初めて減少に転じた。市町村別では、54市町村のうち9市町で人口が増加し、45市町村で減少した。

人口が大幅に増えた名古屋市中区にある愛知県庁

■最も高い増加率は長久手市 5.5%で全国15位

人口が増えた自治体のうち7市町は前回調査から引き続き増加し、2市は減少から増加に転じた。人口が減った45市町村では、20市町村が前回に続いて減少し、25市町村が前回の増加から減少へ転じた。

 

人口増加率が最も高かったのは長久手市で、5.5%増えて全国15位だった。次いで高浜市が4.3%増、日進市が3.5%増となった。人口減少率が最も高かったのは豊根村で17.9%減だった。東栄町は15.8%減、南知多町は13.1%減、設楽町は11.5%減となった。

 

人口30万人以上の6市を見ると、増加したのは名古屋市だけだった。豊橋市は3.3%減、一宮市は3.0%減、豊田市は2.3%減、春日井市は1.9%減、岡崎市は1.8%減となっている。

 

■名古屋市でも地域差 中区は15.5%増、港区は7.3%減

名古屋市内でも地域差がみられる。16区のうち8区で人口が増え、中区は15.5%増、東区は7.3%増、中村区は5.2%増、千種区は4.6%増。一方、港区は7.3%減となった。

 

愛知県が5月29日に公表した速報では、県人口は744万9403人で、54市町村のうち10市町で人口が増加していた。今回の確定値では人口が744万8043人に修正され、人口増加の自治体も9市町となった。

 

人口が増え続ける自治体がある一方で、5年間で1割以上減った地域もある愛知県。人口動向には地域によって大きな差がみられる。

 

(SHIZUOKA Life編集部)

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