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2025/08/17

甲子園初出場 静岡代表の聖隷クリストファー 校名グッズ完売&SNSで熱狂の理由

■創部41年目で初の聖地 初戦は勝利して2回戦で惜敗

甲子園初出場を果たした静岡県代表の聖隷クリストファーが野球ファンの話題を集めた。甲子園球場のグッズ売り場では校名が入ったグッズが売り切れ、SNSでも盛り上がっている。人気の理由とは?

 

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聖隷クリストファーは今夏、創部41年目で初めて聖地に立った。15日の2回戦で西日本短大付属(福岡代表)に1-2で敗れたものの、初戦は明秀日立(茨城代表)に5-1で勝利。甲子園初出場で初勝利を飾った。

 

全国的に決して知名度の高くない聖隷クリストファーは今大会、野球ファンの間で話題となっている。その理由は、まず校名にある。SNSでは以下のようなコメントが並んだ。

 

「名前のインパクトなら甲子園優勝」

 

「めちゃくちゃ強そうな校名」

 

「カタカナの校名だけでも目立つのに、クリストファーはかっこよすぎ」

 

「思わず口にしたくなる」

聖隷クリストファーの校名入りグッズは完売

■エース高部投手の笑顔が印象的 「漫画の主人公みたい」

校名で注目された聖隷は、聖地での戦いでさらに関心を高めた。その中心は、2年生エースの高部陸投手だ。2試合を1人で投げ切り、計3失点と好投。本格左腕の将来に期待する声に加えて、マウンドでの姿も印象的だった。

 

高部投手はイニング開始前にマウンドで両手を広げてバックの仲間に向けて大きな声を出す。ピンチを招いても苦しい表情を見せず、聖地を楽しんで笑顔を絶やさなかった。その姿にXなどでコメントがあふれた。

 

「こんなにさわやかな選手は久しぶり。見ている方も笑顔になる」

 

「漫画の主人公みたい。普段は野球を見ない人たちも惹きつける魅力がある」

 

「笑顔が印象的だった。また甲子園のマウンドで投げる姿を見たい」

 

この人気を象徴するように、甲子園球場の敷地内にある高校野球グッズショップでは、聖隷の校名が入ったボールペンやタオルが早々に完売した。聖隷は近年、静岡県で安定した成績を残している。県内では野球強豪校としての地位を確立していたが、甲子園出場で知名度は一気に全国区となった。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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