生活に新しい一色
一歩踏み出す生き方
静岡のニュース・情報サイト

検索

情報募集

menu

2025/10/22

ドラ1有力選手は静岡の強豪シニア出身 静岡県勢ドラフト候補一挙紹介 上位指名も期待

■10月23日ドラフト会議 裾野シニア出身の松下歩叶選手は1位指名か

プロ野球のドラフト会議は、10月23日に迫っている。指名が期待されている静岡県ゆかりの主な選手を紹介する。

 

【注目】ドラフトで3度の指名漏れ…今季にかける強打の捕手がくふうハヤテに入団

 

今秋のドラフトは、大学生が“大豊作”と言われている。創価大・立石正広内野手を中心に、1位指名は大学生が大半を占めると予想されている。立石選手の競合を避ける球団が、タイプが近い選手としてリストアップするのが、静岡県とも縁のある法政大・松下歩叶内野手だ。

 

松下選手は立石選手と同じ右打ちの内野手で、大学日本代表にも選ばれている。守備力や走力の評価も高い。中学時代は、静岡県にある硬式野球チームの強豪・裾野シニアでプレーした。裾野シニアは全国制覇の経験があり、楽天・鈴木大地内野手の出身チームとしても知られている。

 

松下選手のほかに、県勢の大学生で注目されるのは明治大・高須大雅投手。磐田市出身の高須投手は、静岡高校のエースとして3年夏に甲子園に出場した。明治大では3年春にリーグ戦で3勝を挙げ、防御率1.38でタイトルも獲得した。今年は右肩の痛みもあって結果を残せていないが、身長192センチの恵まれた体格とポテンシャルの高さは、ドラフトの上位候補と比べても遜色ない。

 

投手では、東海大静岡翔洋出身の大阪商大・鈴木豪太投手もプロ志望届を提出した。大学でサイドスローに投球フォームを変え、大学日本代表候補にも選出された。県内の大学からは、以下の6人がプロ志望届を出している。

 

【プロ志望届を提出した県内の大学生】

・渡邉笑生内野手(静岡産業大)

・林京平投手(日大国際関係学部)

・佐藤開投手(日大国際関係学部)

・髙田基人投手(日大国際関係学部)

・真田瑛広投手(日大国際関係学部)

・德山俊内野手(東海大静岡キャンパス)

静岡高校時代の高須投手

■社会人はヤマハの2選手に注目 高校生は4選手がプロ志望届

社会人で指名が期待されるのは、ヤマハ・沢山優介投手と相羽寛太内野手の2人。掛川西出身の沢山投手は身長187センチの長身左腕で、速球の最速は151キロを記録している。静岡高校出身の相羽選手は今夏の都市対抗野球で打率.467をマークして首位打者を獲得。武器とする守備力に加えて、打撃での成長も見せている。

 

高校生は4人がプロ志望届を提出した。掛川西・石川大峨内野手は2年夏に甲子園に出場している。

 

【プロ志望届を提出した県内の高校生】

・内藤優央投手(静清)

・山本敢生投手(静岡商)

・石川大峨内野手(掛川西)

・大橋令和内野手(オイスカ浜松国際)

掛川西からヤマハに進んだ沢山投手

また、静岡市に本拠地を置くプロ野球ウエスタン・リーグの「くふうハヤテベンチャーズ静岡」からも指名に期待がかかる。プロ野球ドラフト会議は10月23日午後4時50分に開始。TBS系列で生中継が予定されている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

関連記事