2025/12/23
第2の人生は巨人の裏方 くふうハヤテで先発ローテーションの柱 24歳左腕が引退
■くふうハヤテが奥田域太投手の退団発表 来季から巨人の打撃投手
プロ野球ウエスタン・リーグの「くふうハヤテベンチャーズ静岡」は12月23日、奥田域太投手の退団を発表した。現役を引退し、巨人で打撃投手を務めるという。
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奥田投手は三重県四日市市出身の24歳。三重県立菰野高校では、現在中日でプレーする岡林勇希選手と左右のダブルエースを構築した。プロ志望届を提出したもののドラフト会議では指名されず、星城大学に進学。1年生から左のエースとして活躍した。
くふうハヤテには昨シーズンから所属し、1年目は開幕から先発ローテーションに入った。今シーズンもローテーションの中心を担い、21試合でチームトップの110イニングに登板。4勝9敗、防御率3.68だった。くふうハヤテから今シーズン限りでの退団が発表され、球団を通じて次のようにコメントした。
「今年でハヤテを退団して、来年から読売ジャイアンツさんでバッティングピッチャーとして契約させていただくことになりました。選手としてでは無いですが、これからも野球に携われることは本当に嬉しく思いますし、幸せ者です。今まで選手として応援してくださった皆さん、ありがとうございました」
今シーズン、チームトップタイの4勝をマークした奥田投手の退団は戦力ダウンが避けられない。くふうハヤテは新戦力の補強と現有戦力の底上げで、最下位からの巻き返しを図る。
(SHIZUOKA Life編集部)








