2026/01/05
テスラが初の首位陥落 中国BYDがEV世界首位 日本でも店舗拡大、静岡県に2店舗

販売台数を伸ばしているBYDの電気自動車
■BYDの2025年EV新車販売台数 225万台で前年28%増
世界のEV勢力図が大きく塗り替わろうとしている。中国の電気自動車最大手「BYD」が2025年のEV新車販売台数で、米国の「テスラ」を初めて逆転した。BYDは日本国内でも販売網を急拡大しており、静岡県を含む全国各地で存在感を強めている。
テスラから”豪華お年玉” 金利0%+補助金127万円の購入支援
中国の電気自動車最大手、BYD(比亜迪)は1日、2025年のEV新車販売台数が前年から28%増の225万6714台だったと発表した。EV業界をリードしてきた米国テスラの販売台数は前年9%を下回る163万6129台になる見通しで、世界首位が初めて逆転した。
2024年のEV販売台数はBYDが約176万台、テスラが約179万台と僅差だった。2025年はBYDが大きく伸ばした一方、テスラは減少に転じるとみられ、立場が入れ替わる構図となった。
BYDは中国政府による買い替え補助金の後押しを受けて値下げを行い、中国国内で販売台数を伸ばした。さらに、海外市場への輸出拡大も進めてきたという。EV、プラグインハイブリッド車(PHV)、商用車を含む新エネルギー車全体の2025年販売台数は、前年から8%増の460万2436台だった。
また、BYDは2025年12月に新エネルギー車の累計生産台数が1500万台に達したと発表した。新エネルギー車の生産は2008年に開始されており、近年は海外市場での販売増加が全体の伸びを押し上げたとしている。
日本国内でも販売網の整備が進んでいる。BYDの正規ディーラーは2025年12月、都内に「BYD AUTO 東京ベイ東雲」をオープン。ショールームを備えた店舗が全国で49店舗となり、開業準備室などを含めた販売拠点は69拠点に広がっている。
静岡県内にも2店舗を構える。静岡市の「BYD AUTO 静岡」と、浜松市の「BYD AUTO 浜松」で車両展示や購入相談が可能となっている。地方都市でも実車を確認できる環境が整いつつあり、日本市場での販売体制は徐々に拡大している。世界のEV市場では中国メーカーの存在感が強まり、販売台数や生産規模の面で競争環境が変化している。
(SHIZUOKA Life編集部)







