2026/02/11
東名ICすぐ近くに“新たな街”誕生へ 商業・物流・住宅が集積 地元期待の大型開発
■牧之原市で大型プロジェクト始動 2030年完成の5年計画
東名高速道路のインターチェンジ近くで、将来を見据えた大規模なまちづくりが動き出す。静岡県牧之原市で、商業施設やホテル、物流施設や住宅を一体的に整備する複合開発プロジェクトが始動する。立地の良さから、地域の将来を左右する計画として注目を集めている。
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大和ハウス工業と牧之原市が連携して進める「(仮称)MAKINOHARA HILLS PROJECT」は、東名高速道路・相良牧之原インターチェンジ北側の約17万平方メートルの用地を対象とした開発計画だ。大和ハウス工業が取得した土地区画整理事業の保留地などを活用し、商業施設区画2区画、産業・物流施設区画、戸建住宅区画の計4区画を整備する。
スケジュールでは商業施設区画が2027年冬頃、産業・物流施設区画は2028年春頃の着工を見込み、全体の完成は2030年冬頃とされている。総工期は約5年に及ぶ長期プロジェクトとなる。
計画地は国道473号沿いに位置し、相良牧之原インターチェンジから約300メートルという交通利便性の高さが特徴とされる。富士山静岡空港までは約8キロ、御前崎港までは約20キロとされ、陸路だけでなく空路や海路へのアクセスも視野に入る立地だ。広域物流の中継拠点としての役割に加え、国内外からの来訪者が訪れやすい場所としての活用も見込まれている。

商業施設外観のイメージ
■「生活が便利に」、「データセンターも」 地元住民は早くも期待
牧之原市では2015年以降、相良牧之原インターチェンジ周辺を新たな拠点とする構想を掲げ、段階的に整備を進めてきた。賑わいや雇用の創出、定住人口の増加を目的としたまちづくりの一環として、今回の複合開発も位置付けられている。2023年には土地区画整理組合と大和ハウス工業、市の3者で業務協定を締結し、開発に向けた準備が進められてきた。
地元の住民を中心に、静岡県民は早くも期待を膨らませている。商業施設の建設が計画されていることから、「この辺りには大型スーパーがなく、買い物が不便。生活が便利になりそう」、「牧之原には遊ぶところがあまりないので、映画館やゲームセンターのようなアミューズメント施設も入ってほしい」といった声が上がる。また、「物流施設としての立地は抜群。地盤も良いので、データセンターも良いと思う」という意見もあった。
お茶のまちとして知られる牧之原市。交通の結節点という立地特性を生かしながら、商業、物流、居住の機能が集積するエリアとして新たな可能性を示そうとしている。
(SHIZUOKA Life編集部)








