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2026/02/12

東京の人気専門店が熱海にオープン 肉汁あふれる本格小籠包 「蒸し」も「焼き」も

バラエティ豊富な「大二郎の小籠包」のメニュー

■熱海銀座商店街に「大二郎の小籠包」 2月13日オープン

湯気が立ちのぼる蒸籠を前にすると、人は立ち止まらずにいられない。静岡県熱海市の熱海銀座商店街に2月13日、本格小籠包を看板に掲げる専門店がオープン。観光地としてにぎわう街の中心で、「蒸したて」を武器にした一軒が加わる。

 

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店を手がけるのは、東京・東中野で営業してきた小籠包専門店「大二郎の小籠包」。これまでホテルや中華料理店への卸しなども展開してきたブランドで、新たな出店先に選んだのが首都圏からの観光地として人気の高い熱海だった。立地は観光客が行き交う動線上にあり、散策の途中に立ち寄りやすい。

 

店の特徴は、注文を受けてから蒸し上げるスタイルにある。小籠包は蒸籠で一気に火を入れるのではなく、提供のタイミングを見ながら仕上げるため、皮はふっくら、内部のスープは熱を保ったまま口に届く。一口噛むと、豚肉のうまみを含んだ肉汁があふれ出す。

 

看板メニューの小籠包(3個入り、税込540円)は素材から吟味し、一つひとつ丁寧に包み込んでいる。焼き小籠包(3個入り、税込540円)も用意しており、蒸しと焼きで異なる食感を選べる。

 

さらに、角煮ちまきや金目鯛を使ったちまき、五色しゅうまいなど、点心のバリエーションも豊富だ。観光地・熱海らしく特別感のあるメニューも用意し、食べ歩きだけでなく店内でゆっくり過ごす利用も見据えている。

アート作品を並べた店内も特徴

■店内にはアート作品 持ち帰りも可能

店舗は2階に飲食スペースを備える。内装にはアート作品や装飾が配され、単なるテイクアウト店にとどまらない空間づくりがなされている。蒸籠から立ち上る湯気とともに、ゆったりと点心を味わう時間を提供する。席数は約35席。立席と座席を組み合わせて、回転と滞在の両立を図る。

 

店内飲食のほか、持ち帰りにも対応する。観光客にとっては、温泉街散策の合間に立ち寄れる存在であり、地元客にとっては日常使いの点心店としての位置付けも期待される。

 

観光客でにぎわう熱海では近年、新たな飲食店の出店が相次いでいる。一方、昔ながらの商店街文化も色濃く残る街である。その中で、東京発の小籠包専門店がどう根付くかは注目点の1つとなる。

 

小籠包は中華料理の定番だが、蒸したてにこだわる専門店は地方都市ではまだ多くない。観光地の熱海と「湯気」、「出来たて」、「食べ歩き」というキーワードは親和性が高い。温泉地の湯気と重ねる演出も、街との相性を感じさせる。

 

熱海銀座商店街に加わった新たな一軒。一過性の話題に終わるか、街の定番へと育つか。蒸したての一皿が、その答えを握っている。

「大二郎の小籠包」は熱海銀座商店街にオープン

■店舗概要

店名:大二郎の小籠包

住所:熱海市銀座町6-2

営業時間:午前11時~午後5時半

定休日:火曜日

 

SHIZUOKA Life編集部)

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