生活に新しい一色
一歩踏み出す生き方
静岡のニュース・情報サイト

検索

情報募集

menu

2026/04/23

エスパルス無料招待チケットで不正 3アカウントで100枚中58枚取得 仕組みに疑問の声も

■50組100人を無料招待 不正発覚で58席分のチケット無効

無料招待のチケットをめぐり、思わぬ波紋が広がっている。サッカーJ1の清水エスパルスは4月23日、チケットの不正取得とみられる行為が発覚したと発表した。インターネット上では仕組み自体への問題を指摘する声も上がり、議論が広がっている。

 

【コラム】夫は元エスパルス河井陽介さん 広瀬麻知子さんがつづる家族の新たなスタート

 

清水エスパルスは4月29日に本拠地でV・ファーレン長崎と対戦する。この試合では、50組100人を無料招待する企画を打ち出した。ところが、チケットの転売につながる恐れのある不正行為を確認したという。

 

クラブによると、同一人物とみられる3つのアカウントから、合計58枚のチケットが取得されていた。内訳は26枚、18枚、14枚で、いずれも通常の利用を大きく上回る枚数だった。

 

クラブはこれを「企画の趣旨を逸脱する過度な取得」と判断し、該当する58席分のチケットを無効とする措置を取った。対象となるチケット番号も特定しており、当日は入場できないとしている。

清水エスパルスのホーム「IAIスタジアム日本平」

■「応募回数に制限設けるべき」 仕組みへの問題も指摘

今回の事案を受け、インターネット上では様々な意見が出ている。特に目立つのが、チケット取得の仕組みに対する疑問だ。「1つのアカウントで複数枚取得できること自体が問題ではないか」、「応募回数に制限を設けるべきでは」といった指摘が相次いでいる。

 

また、「3つのアカウントでこれだけの枚数を確保できるのか」といった仕組みへの違和感や、「転売がある限り同じことは繰り返される」などの厳しい声もみられる。一方で、「意図的な不正だったのか、それともシステム上の問題なのかを明確にするべきだ」と、冷静な検証を求める意見もある。

 

無料招待や特典付きチケットをめぐっては、近年、転売や不正取得が問題となるケースも少なくない。エスパルスは「転売サイトなどでのチケット購入は絶対にやめてください。本件のような観戦招待企画における不正な取得行為(過度な取得)も、不正転売につながる行為として厳正に対応してまいります」とコメントしている。

 

チケット不正転売禁止法では、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、または両方が科される場合がある。エスパルスは違反行為と判断した場合、チケットの無効化や会員資格の停止など、厳しい措置を取る可能性もあるとしている。

 

今回の問題を受け、無料招待の在り方やチケット管理の仕組みそのものを見直す必要があるのではないか。そんな声も広がりつつある。

 

SHIZUOKA Life編集部)

関連記事