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2026/04/29

”奇妙な日課”復活 6年ぶり復帰の広瀬麻知子さん 元Jリーガーの夫は「ちょっと怖い…」

■「私の話に興味ある人いる?」 番宣以外は初のラジオ

6年ぶりの復帰で、初めての仕事に挑んだ。静岡朝日テレビの元アナウンサー広瀬麻知子さんのコラム、今回はフリーになって初体験となったラジオ出演。テレビとは違う“声だけの現場”で感じたのは、戸惑いと発見だった。本格的な仕事再開で「ちょっと怖い」日課も復活した。

 

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今年1月からフリーアナウンサーとして活動を再開し、テレビ局で働いていた頃には経験したことがないお仕事の機会もいただいています。そのうちの1つに、ラジオのゲスト出演があります。

 

2月中旬に、東京都江東区を放送区域とするレインボーFMの番組に招いていただきました。静岡朝日テレビのアナウンサーだった頃にラジオ出演の経験はありました。ただ、その時は番組の告知が目的だったので、私自身についてお話することはありませんでした。

 

今回の出演は番宣ではないので、パーソナリティの方に私のキャリアや就職活動の思い出などを質問していただき、それに答える形でした。私は自分のことを話すのが苦手です。今までの人生で、おもしろいことも起きていません。「私の話に興味のある人はいるのだろうか」と申し訳ない気持ちでした。

 

ラジオは声だけで情報を届ける難しさも感じました。テレビは映像で説明できますし、動きや表情でも表現できます。

広瀬さんはラジオの難しさとおもしろさを体感(本人提供)

■YouTube生配信に油断 リスナーの反応には感激

テレビとラジオには違いがある分、未経験のラジオには新鮮さも感じました。例えば、リスナーさんからの反応の早さ。私の話に対して、すぐに感想が届き、距離感の近さを実感しました。テレビでも番組の感想をいただきましたが、ラジオと比べると時間差があります。

 

それから、放送時間への考え方も違いました。テレビは中継やコーナーの時間が秒単位で細かく設けられています。それに対して、ラジオでは「流す曲の長さで時間調整できるので、好きなように話してください」と事前に伺いました。もちろん、番組全体の枠はラジオも決まっていますが、各コーナーの時間配分には自由度が高かったです。

 

今回出演したラジオ番組は、YouTubeでも生配信されました。放送開始前の様子も流れていました。実は、ブースにカメラがあるのは気付いていましたが、番組の途中まで生配信されていることを知りませんでした。「何のカメラだろう?」と思いながら番組が進み、生配信していると分かってからは、姿勢を正して座りました。出演するのは声だけのつもりだったので、もう少し見た目を気にした方がよかったと反省しています。

 

こうしたラジオ番組への出演やテレビ番組のロケなどを再開するので、マネジメント事務所「セント・フォース」への所属が決まってからは発声練習も始めました。テレビ局を退社して以来、6年ぶりです。

6年ぶりにテレビ番組にも出演(本人提供)

■「外郎売」の練習再開 夫からは「ちょっと怖い…」

滑舌をよくする練習で有名な「外郎売(ういろううり)」を、自宅や車の中で声に出しています。誰もいない車内で外郎売を唱える光景は、少し不思議かもしれません。

 

まさか、もう一度、外郎売を口にする日が来るとは想像していませんでした。テレビ局で働いていた頃は発声練習に必ず取り入れていたので、ブランクがあっても全文を覚えていました。ただ、思ったように口が回らなくてショックでした。いかに継続が大切か痛感しましたね。

 

子どもたちが寝てから自宅のリビングで外郎売の練習をしていると、お風呂上がりの夫から「何やってるの?ちょっと怖いんだけど…」と言われました。夫には「滑舌がよくなるから、やってみなよ」と勧めて、2人で一緒に口にした日もあります。

 

初めてのゲスト出演を経験して、声だけで伝えるラジオにもおもしろさを感じました。また依頼をいただけたら、挑戦してみたいです。その際は、ブース内を映像で配信される可能性も考えて、髪型や服装も油断せずに気を配りたいと思います。

 

<プロフィール>

広瀬麻知子(ひろせ・まちこ)。千葉県我孫子市出身。2010年に静岡朝日テレビにアナウンサーとして入社し、1年目から「ピエール瀧のしょんないTV」を担当。その後、情報番組のMCや県内ニュースのキャスターを務め、2020年3月付で退社した。2026年1月からセント・フォースに所属。2018年に当時清水エスパルスでプレーしていた河井陽介さんと結婚。現在2児の母。

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