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2026/05/15

「隣に客を座らせないため」 伊豆急行社員が指定席を不正発券 5人で8席を確保

■切符販売担当の社員が不正発券 一般客が利用できない状態

利用者の信頼を裏切る不正行為を謝罪した。静岡県伊東市に本社を置く伊豆急行は、社員が特急列車の指定席を不正に発券し、本来販売できた座席を使えない状態にしていたと明らかにした。目的は「隣に他の客が座らないようにするため」だという。公共交通機関への信頼に関わる行為として、インターネット上でも厳しい声が広がっている。

 

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伊豆急行によると、不正発券があったのは4月16日。伊豆高原駅で切符販売業務に従事していた社員が私用で複数の社員と特急列車に乗車する際、隣席を空ける目的で予約専用端末を本来の目的とは異なる形で使用したという。

 

この社員は自身を含めた5人で、4月19日に特急「踊り子2号」の伊豆急下田―横浜間に乗車する際、2列8席分を確保した。このうち5席分は正規料金を支払っていたが、残る3席分は隣に他の客が座らないようにする目的で、料金不要の「座席指定のみ券」を不正に発券していたという。本来であれば一般客が購入できた座席は、販売・利用できない状態になっていた。

 

問題は内部通報によって発覚した。会社側は「このような事案が発生したことは誠に遺憾」と謝罪。当該社員については発覚後に発券業務から外しており、事実関係を確認した上で厳正に対処するとしている。

■「不正を取り締まる立場なのに」 ネット上で厳しい声

インターネット上では、内部通報を受けて会社が事案を公表した対応に「通報が機能したことは評価したい」とする声もある。しかし、大半は以下のような厳しい意見が目立つ。

 

「内部通報がなければ分からなかったのではないか。他にも同様のことがなかったのか調査すべき」

 

「不正を取り締まる立場の社員が不正をしていた事実は重い。公共交通機関への信頼に関わる」

 

「不正行為という甘い言葉では片付けられない。法に抵触するのではないか」

 

伊豆急行は「お客様や社会にご迷惑をお掛けしたことをお詫びいたします」とコメントした。再発防止策として駅係員への再教育や不正行為防止に関する教育、社内の管理監督体制の整備を進めるとしている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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