2026/07/16
静岡県内に19店舗の菓子店 新ブランド始動で新スイーツ第一弾 “見える工房”もオープン
■たこ満の新ブランド「世界ふじ」 新商品2品販売開始
富士山麓で育まれた牛乳が、まんじゅうとクッキーになる。静岡県内で和洋菓子店を展開する「たこ満」は7月18日、富士山麓の素材や食文化をテーマにした新ブランド「世界ふじ」を立ち上げる。第一弾として「あさぎり牛乳」を使ったミルクスイーツ2品を発売し、富士宮市には菓子づくりの様子を店内から見られる工房もオープンする。
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たこ満は菊川市に本社を置き、郷土銘菓や和菓子、洋菓子などを製造・販売している。現在、県内に直営店18店舗、フランチャイズ店1店舗を構える。新ブランドの「世界ふじ」では、富士山を眺める景色としてだけではなく、周辺に根付く食文化や地域の素材にも目を向ける。
ブランドのコンセプトに掲げるのは「静岡身土不二」。土地の恵みをその土地で味わうという考え方をもとに、富士山麓の水や静岡の風土に育まれた素材を生かした商品を展開する。華やかさを追うのではなく、繰り返し食べたくなる味を目指すという。
第一弾の商品は、朝霧乳業と連携して開発した「あさぎり牛乳ミルクまん」と「3776あさぎりミルククッキー」の2品。いずれも7月18日から、富士宮市の「たこまんミルク菓子工房店」と県内のたこまん各店で販売する。

たこ満が立ち上げた新ブランド「世界ふじ」
■味もデザインも 富士山麓を全面に打ち出した商品
「あさぎり牛乳ミルクまん」は、富士山麓で生産される「あさぎり牛乳」の風味を生かしたミルクまんじゅう。生地にはあさぎり牛乳パウダーを使い、ミルクの味をより感じられるよう卵黄の配合にも工夫を加えた。
中に包むミルク餡は、水分量を調整することで生地となじみやすくし、時間が経過してもしっとりとした食感が続くよう仕上げたという。甘さをすっきりと感じられる配合とし、ミルクのコクと口どけを楽しめる商品を目指した。価格は4個入り680円、6個入り1080円、9個入り1600円(いずれも税込)で、賞味期限は90日となっている。
もう1つの「3776あさぎりミルククッキー」は富士山の標高3776メートルにちなんだ商品で、「3776」は「サンナナナナロク」と読む。クッキーには「あさぎりバター」と国産小麦、卵を使用。サクッと軽くほどける食感に焼き上げ、バターの香りとミルクのコクを感じられる味に仕上げた。
商品名や個包装の「3776 milk」という文字からも、富士山麓で生まれた商品であることが伝わるデザインとなっている。価格は4枚入り340円、8枚入り700円、12枚入り1080円、16枚入り1500円(いずれも税込)で、賞味期限は60日。少量の商品から箱入りまでそろえる。

リニューアルする「あさぎり牛乳工房」のイメージ
■店舗をリニューアル 菓子づくりを店内から見学
新商品の発売に合わせ、富士宮市根原の「あさぎりフードパーク」内にある「あさぎり牛乳工房」もリニューアルする。店内のデザインを一新し、新たに菓子工房を併設。「たこまんミルク菓子工房店」として7月18日にグランドオープンする。
新しい店舗では、第一弾商品の製造風景を店内から見学できる。菓子を購入するだけではなく、職人の手仕事や商品が形になっていく過程を間近で感じられる点が特徴だ。店舗がある朝霧高原周辺は、牧場や富士山の眺望を楽しめる場所が点在するドライブエリアでもある。富士山方面へ出かける人にとっては、菓子を選びながら製造風景も楽しめる新たな立ち寄り先の選択肢となる。
たこ満は今後、「世界ふじ」で富士山麓の素材を使った商品開発を進めるほか、地域企業との連携も広げる方針を掲げている。今回のミルクスイーツ2品を皮切りに、富士山麓の食文化をどのような菓子に形を変えていくのか、これからの商品展開にも関心が集まりそうだ。
■店舗概要
店名:たこまんミルク菓子工房店(あさぎり牛乳工房)
住所:富士宮市根原449-1 あさぎりフードパーク内
営業時間:午前9時半〜午後4時半








