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2026/09/14

静岡県は全国2番目、愛知県は3番目 高校生の自転車通学事故 最多の県は12年連続

■高校生1万人当たりの通学中の事故 静岡県は62件で全国2番目

毎朝、自転車で高校へ向かう子どもを見送る家庭にとって、気になる数字が出た。昨年、高校生が自転車で通学中に起きた事故を1万人当たりで見ると、静岡県は全国で2番目に多かった。愛知県は3番目で、東海2県が上位に入っている。

 

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自転車の安全利用促進委員会は、交通事故総合分析センターから提供を受けた昨年1~12月の事故データを分析した。高校生の生徒数は文部科学省の学校基本調査をもとに算出している。調査は今回で12年目となる。

 

調査結果によると、高校生1万人当たりの通学時の自転車事故件数が最も多かったのは群馬県で98.70件だった。静岡県は62.08件で2位、愛知県が49.12件で3位だった。群馬県は調査開始から12年連続でワースト1位となっている。

 

静岡県では昨年、高校生の通学時の自転車事故が553件発生した。1万人当たりでは前年の57.80件から62.08件に増加。愛知県は事故の実数では静岡県を上回る906件だったが、生徒1万人当たりでは49.12件だった。今回の順位は事故の実数ではなく、生徒数に対する事故件数を比較したものとなっている。

 

【高校生1万人当たりの自転車通学事故 ワースト10】

①群馬県 98.70件

②静岡県 62.08件

③愛知県 49.12件

④徳島県 47.72件

⑤岡山県 35.60件

⑥栃木県 33.57件

⑦兵庫県 31.48件

⑧香川県 28.56件

⑨山梨県 27.93件

⑩埼玉県 27.51件

写真はイメージ

■高校生の通学事故3.5%増加 5件に1件は第一当事者

全国の数字を見ると、別の傾向も浮かぶ。昨年発生した自転車事故全体は6万7470件で、前年より61件減少した。1975年以降では最も少ない。一方、中高生の通学時に限ると事故は増えている。中学生は前年の1654件から1688件に増え、高校生は6843件から7081件に増加した。高校生は前年比3.5%増となる。

 

事故が起きた場所にも特徴がある。高校生の通学時の自転車事故では70.1%が交差点内で発生していた。事故の相手は約81%が自動車だった。中学生でも事故の71.1%が交差点内で、相手の約83%を自動車が占めている。

 

中高生は事故に遭う側だけとは限らない。通学時の事故で自転車側が第1当事者、つまり事故当事者の中で最も過失が重い側となった割合は、高校生が21.8%だった。中学生も21.0%で、いずれも約5件に1件となっている。

 

自転車を巡る交通ルールは今年、大きく変わった。4月1日から16歳以上の自転車運転者に交通反則通告制度、いわゆる「青切符」が適用されている。警察庁によると、これまでと同様に基本的には指導警告が行われる一方、悪質・危険な一定の違反は取り締まりの対象となる。反則金は、携帯電話を手に持って使用する行為が1万2000円、信号無視が6000円などとなっている。

 

9月21日から30日までは「秋の全国交通安全運動」が実施される。今年は自転車と特定小型原動機付自転車について、交通ルールの理解と遵守の徹底が全国重点に挙げられている。静岡県が高校生の通学時事故で全国ワースト2位となった今回のデータは、日常の通学路で起きている事故の実態を示している。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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