2026/09/19
「男のくせに」で減給 病院の女性職員を処分 6日前には6年間の無免許で別の職員が停職
■県立総合病院の50歳女性職員 ハラスメントを否定
「男のくせに」「男なんだから扉を開けたまま着替えろ」。静岡県立病院機構は部下へのセクハラやパワハラなどを理由に、県立総合病院で働く課長級の女性医療従事者を9月17日付で減給処分とした。わずか6日前には、約6年間にわたって無免許運転を繰り返していた男性職員が停職6カ月となり、懲戒処分が相次いでいる。
県立病院機構によると、50歳の女性職員は2023年9月、重い荷物を持ち上げた際によろけた部下の男性職員に対し、「男のくせに」と発言した。また、男性職員が業務上必要な着替えをしていた際には、「男なんだから扉を開けたまま着替えろ」と口にしたという。
さらに、今年6月には別の職員に対して業務に関する指摘を巡って執拗に責めるようなメッセージを業務時間外に送り、精神的に追い詰めたとされる。県立病院機構は、女性職員を給料1日分の2分の1を減給する懲戒処分とした。
女性職員は機構の聞き取りに対し、男性職員への発言については「記憶にない」と説明した。別の職員への対応にも「正当な指導である」といった趣旨の話をしているという。

6日間で2件の懲戒処分を発表した県立総合病院
■30歳の男性職員は停職処分 無免許運転で追突事故
県立総合病院では、この処分が公表される6日前にも、30歳の医療従事者の男性職員を停職6カ月の懲戒処分としている。男性職員は6月22日、静岡市内で車を運転中に追突事故を起こした。警察の取り調べの結果、無免許運転だったことが明らかになった。
県立病院機構によると、男性職員は2016年ごろに人身事故を起こして初心運転者講習の対象となったものの試験に不合格となり、2020年に運転免許が取り消された。しかし、その後も通勤などで無免許運転を繰り返していた。その期間は約6年間に及ぶ。
男性職員は機構の聞き取りに対し、法令遵守に対する意識が著しく欠けていたとして、深く反省している趣旨の説明をしているという。約6年間の無免許運転と、セクハラやパワハラ。性質の異なる2件の懲戒処分が、わずか6日間で相次いで発表された。
(SHIZUOKA Life編集部)







