2026/11/02
社長が1万4000人超 静岡県の街が全国27位 名古屋市民は約30人に1人が社長
社長が1万4000人以上住む街が、静岡県にある。東京商工リサーチが発表した2026年の「社長の住む街」ランキングで、浜松市中央区が全国27位に入った。愛知県でも名古屋市中心部の「栄」が順位を上げ、名古屋市は住民の約30人に1人が社長という結果になった。
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「社長の住む街」で全国27位に入った浜松市中央区
■社長が住む街 浜松市中央区が全国27位
東京商工リサーチは同社の情報サイト「TSRデータインサイト」で、2026年全国「社長の住む街」調査の結果を公表した。約450万社のデータから、個人企業を含む社長の居住地を抽出し、人数や人口に占める割合などを調べた。同じ人が複数の会社の社長を務めている場合は、売上高が大きい企業を採用して重複を除いている。
市区郡別のランキングでは、静岡県の浜松市中央区が1万4662人となり、全国27位に入った。前年の25位から2つ順位を下げたものの、全国の上位に名を連ねている。浜松市中央区の1つ上は鹿児島市で、社長数は1万4693人。その差はわずか31人だった。
浜松市は自動車やオートバイ、楽器など、モノづくりのまちとして知られる。大手メーカーだけでなく、部品製造や加工などを手がける企業も集まっている。東京商工リサーチは浜松市中央区や東大阪市について、製造業の集積が厚く、地元で事業を営む経営者が多いとみている。

人口に占める社長の割合が5番目に高かった名古屋市
■人口に占める社長の割合 名古屋市は3.32%で5位
一方、愛知県では名古屋市中区の「栄」が注目される。町村別のランキングでは、栄に住む社長は1234人で全国120位。前年の129位から9つ順位を上げた。栄は百貨店や商業施設、オフィスビルなどが集まる名古屋有数の繁華街。商業・ビジネスの中心地として知られるエリアが、社長の居住地としても存在感を示した。
人口に占める社長の割合を都道府県庁所在地別に見ると、東京23区を含むランキングで名古屋市は3.32%となり、5番目に高かった。東京都の特別区が5.76%でトップとなり、大阪市4.27%、福岡市3.47%、京都市3.39%と続く。名古屋市は横浜市の3.28%を上回った。名古屋市の3.32%は、単純計算で住民の約30人に1人に当たる。名古屋市も、社長の居住割合が高い都市の1つとなっている。
全国に目を向けると、町村別で最も社長が多かったのは東京都港区赤坂の4709人。前年より113人増え、14年連続で首位となった。2位は東京都新宿区西新宿の4038人、3位は港区六本木の3638人だった。
市区郡別では東京都世田谷区が6万1064人で全国最多となった。人口に占める社長の割合は港区が17.1%と最も高く、単純計算で住民のおよそ6人に1人が社長という割合になる。東京商工リサーチは、社長の居住地について、仕事場へのアクセスの良さ、落ち着いた住環境、地域に根付いた産業基盤の3つが重要な要素になっていると分析している。
都心の高級住宅街や再開発が進むエリアだけでなく、浜松市中央区のようなものづくりの街も上位に入った今回の調査。社長がどこに住んでいるのかをたどると、それぞれの地域が持つ産業や暮らしの特徴も見えてくる。
(SHIZUOKA Life編集部)









