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2022/12/13

「早くも松潤効果」どうする家康の静岡市出陣式は倍率23.3倍 観覧希望者7万6831人

徳川家康が晩年を過ごした駿府城を整備した静岡市の駿府城公園

■12日に申し込み締め切り 来年1月8日に出演者のイベント開催

来年1月に予定されているNHK大河ドラマ「どうする家康」の出演者による出陣式の観覧申し込みが締め切られ、静岡市の会場には定員の23倍を超える応募があった。静岡市の田辺信宏市長は主演するタレント松本潤さんの人気に驚き「早くも松潤効果が表れた」と喜んだ。

 

NHK大河ドラマ「どうする家康」は来年1月8日に初回放送日を迎える。この日に合わせ、徳川家康と縁の深い静岡市、浜松市、愛知県岡崎市では、出演者による出陣式が予定されている。

 

出陣式には松本潤さんをはじめ、山田裕貴さん、杉野遥亮さんが参加し、トークショーなどが予定されている。静岡市はグランシップがイベント会場で、3300人が観覧可能。参加無料とあって、申し込み受け付け初日から希望者が殺到した。

 

きのう12日まで3週間の申し込み期間で、応募したのは7万6831人。今後、抽選が行われるが、倍率は23.3倍となった。また、岡崎市の会場との中継が予定されている静岡市民文化会館のパブリックビューイングも、応募者多数のため抽選となる。定員1000人に対して、7364人の申し込みがあった。

 

■静岡市長は手応えと期待「松潤ファンを静岡ファンにしたい」

静岡市の田辺市長は、きょう13日の定例会見で予想を上回る応募に驚いた。そして、「どうする家康」が静岡市を知ってもらうきっかけになると期待した。

 

「早くも松潤効果が表れたという手応えを感じています。全国から訪れる松潤ファン、家康ファンを静岡ファンにして、静岡市が家康とゆかりがあると強く発信したいと思っています」

 

静岡市中心部は徳川家康が幼年期、壮年期、晩年に3度過ごした場所で、静岡市役所からも近い駿府城を隠居の地として選んだ。駿府城は火災によって大半が焼失したが、巽櫓や東御門などは復元されて現在は公園として整備されている。

 

静岡市のグランシップを会場とする「どうする家康」の出陣式は1月8日午前11時から正午まで予定されている。抽選結果は19日以降、全ての応募者にメールで伝えられる。

 

また、静岡市は来年1月27日から大河ドラマ館をオープンする。場所は静岡市役所から歩いて15分ほどの距離にある静岡浅間神社境内の市文化財資料館。大人400円、小人(小中高生)200円となっている。静岡市民は大人200円、小人無料と割引きが適用される。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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